2002年12月作成、2004年3月修正、2005年8月修正、2007年6月修正
平成14年6月より法改正により大型二種免許の試験内容が大きく変わりました。
大きく変わったことは技能でS字及びクランクがなくなった代わりに路上試験が加わり、走行延長が9kmくらいに長くななりました。
それともう一つはバスのサイズが9m級から11m級に変わりました。
それに加え指定の教習所(受験者が選択できる)での講習が2日、実費で3万円弱の負担になります。受験中または合格後に講習を受けなければ免許はもらえません。
私は10年くらい前に一度、大二を目指しましたが、今回取得しにきて驚きました。バスが大きくなっている!それに路上も!!
今回の法改正で、公認自動車学校で実施免除になりました。
しかし、平成15年2月現在では愛知県内では技能試験免除になる公認の自動車学校は少なく、申し込みが30人待ちらしいです。現在はもっと少ないと思われます。
私は平針の試験場内にある愛知県総合自動車練習所(現在、平針自動車練習所)で練習しました。
平針の練習所は検定が終了してからそのコースを使うことになので、午後3:00から5時間、入校料金3500円、一時限(50分)で9500円です。
さあ、みっちり練習してがんばろうなんて思って来ても、ここでまた問題が! 練習の予約をとるのに一週間前の朝8:30に抽選に参加しなければなりません。しかも本人が出向かなくてはなりません。
次週の練習の枠は5時限、抽選に訪れる人は、一日当たり平均25人くらい多い時は30人以上(平成14年12月現在)倍率5倍前後で、くじの順番で時間を決定しています。確率からみれば一週間毎日通って一回予約が取れるか取れないかです。
続けて当たることもあるし、16回連続してはずれた人もいました。毎日抽選に行くとと仕事になりません。電話連絡で抽選できるとかしていただけるとありがたいですけど。
自動車学校が何校か指定取得したため平成15年5月現在ではかなり混雑は解消されました。抽選人数は一日10人前後です。平成16年3月現在ではもう少し減っているらしいです。
平成17年になると抽選時にまだ空きがあるほどに変わって来ています。しかし相変わらず電話予約が出来ないので本人が予約を取りに行くのが現状です。
平成19年6月現在では、抽選時にはほぼ定員くらいの人数らしいです。
練習所のバスは検定用のバス2台の内1台を使用していますが、その他に場内専用の小さい方のバスもあります。小さい方は二日後の予約ならほとんど取れます。初めて練習する人は予約が取りやすい小さい方で数時間乗ると車両感覚が身に付くので、それから大きいのに乗り換えるというのも良いでしょう。ただし大きいバスで練習し始めたら感覚が変わってしまうので、小さいバスに乗らないほうが良いかもしれません。それに小さいバスは路上へは行けません。
平成19年6月現在は当時の小さいバスはありません。
コース内でそこそこ仕上がってくると路上の許可がもらえ、次回から路上の練習から出来るようになります。
最近分かったのですが、路上の見極めがもらえないまま、仮に練習時間のストックがあったとして、次週の抽選に当たっても路上の練習の予約が出来ないということです。そのときは構内の練習になるわけです。なぜかというと路上に出るときは教官が2人ついてもらうからです。
抽選がなかなか取れない方は、岐阜の福富自動車教習所がお勧めです。
そこでは、ある程度乗れていれば、最初の路上への見極めが30分(5800円)路上が一時間(11600円)で60分きっちり指導してもらえます。バスも11mの名古屋市バスの払い下げのものを使っています。
平成19年6月現在のことは分かりません。お確かめ下さい。逆に情報お待ちしてます。
いつ行っても、多分乗車できます。(予約の電話だけはいれましょう。)土、日曜日も営業しています。法改正後の鋭角と方向転換場所もあります。値段的には3000円ほど高いですが、10分長いのでそんなに大差はありません。
平針では車輌になれながら、徐々にじっくり教えてもらう感じですが、ここは本当に細かいところまで一気に教えてくれまうす。時間内に詰め込めるだけ詰め込むという感じです。だから一時間受けると、ぐったりとします。
それに、他の受講者にお願いすれば同乗させてもらえます。これは勉強になります。
それに、救護の講習も合格前ならばこちらで受けられるということなので助かります。この講習のプログラムの中にコメンタリー運転の実施走行があり、11mバスを40分ほど運転します。路上練習の1回分になるのでお得です。
技能の試験は、非常に混雑していて学科を合格後してから、または再受験の間隔は現在3週間後になります。一回不合格になるとかなりの期間が空いてしまい、感覚が鈍るし、練習したくても予約がとれないと言った悪循環に陥ります。
現在、一日平均8人が技能を受験しているとして、単純に計算すると、3週間で15日×8=120人くらい受験している計算です。2003年5月現在では午前4名、午後2名で再受験は3週間後、と言うことは、15日×6=90人 2004年3月現在では午前2名、午後2名で再受験は2週間後、10日×4=40人
2005年には午前2名、午後2名で行っていますが、受験人口が減ったため試験を行わない日も度々あります。
学科合格後一度も練習出来ないまま、技能本番に挑むお方もいらっしゃいます。本番が練習としている人も見えますが、鋭角で見込みがなくなるとそこで試験中止となる場合も少なくないし、よくて方向転換まで走らせてもらえるといった感じでしょう。試験の感触はつかめるでしょうけど、路上まで走らさせてもらわないと、練習にならないというのが実情でしょう。それにしても一回の受験料も6650円(車代込みで)で非常に高いです。値段も変わりました。
と言う事情で、岐阜県辺りに住民票を移して岐阜で受験する人も少なくありません。今は自動車学校へ行く人が多いと思われます。
平針で一発受験でいったいいくらで免許がもらえるかの総予算を考えて見ました、自動車学校と違って、これほど個人差があるものはありません。一回も練習無しで一回で受かって受験料4,450円、車借代2,200円、2日間の講習料金27,000円、合計33,650円は最低必要です。当時と値段は変わっています。
そこから何時間練習するか何回で合格するかによって違います。全くの私観(根拠も薄いですが)で述べさせていただくと職業ドライバーで大型トラックに乗っている人で練習3時間、受験回数4回くらい、4tクラスの職業ドライバーで練習時間8時間、受験回数6回くらい、乗用車にしか乗っていない人は、練習15時間受験回数10回くらいかなという感じです。現在大型免許を持っていない人は路上に出る為に大型仮免、又は大型免許を取る分だけ余分にかかります。 これはあくまでも主観です。もちろん一回で合格する人もいれば20回以上チャレンジしている人もいます。
自動車学校へ行ったとして、35万円くらい?
平針で受験すると自動車学校の半額以下で取得する人が多いですが、練習の抽選に出向く時間のことも考慮すべきです。