読者の取得記録
大型2種 おやじさん(佐賀県) 2010年取得 本免技能6回
【大型二種(学科)】
平成22年0月00日
今日は大型二種デビューの日、学科試験あえなく撃沈。
まさか学科で落ちるとは… 正直ナメテいた。
しかも、79点だと、トホホ… 問題自体も『なんだこりゃ』だった。
79点という結果を試験官に聞いた時も、「あぁ、ウソやろ、クソっ」と思わず言ってしまった。
二種は同日はすべて同じ問題らしい。
受験番号を記した電光掲示板に「0000」が無かった時のむなしさ…
そういえば、今まで取得した免許の中で、学科一発目で落ちたのは今回が初めて?…
いや、計算技術検定2級と英検3級も落ちた。
だが、両者とも途中であきらめ取得を断念した。
今日の二種学科受験は3人だけだったみたいで、みんな仲良く落選。
相変わらず新社会人が多い。
電光掲示板に受験番号が記された時の黄色い悲鳴、喜びを分かち合う友達、励ます奴、
「裏切り者」など言って合格したダチに当たる奴など様々だ。
試験場は相変わらず面白い。俺もあの頃はもっと勉強を必死にしていた。
それこそ『1から』の学習を。今は多少交通法規を知っているつもりだったのか、所詮『つもり』だった。
市販の問題集の問題がすべての出題問題ではない事を痛感した。
また、次回受験までに、ヒッカケ問題対策にも万全を期しておかなければならない。
しばらく時間をかけて大特一本に集中し、一から交通法規の勉強のし直しだ。
今後は「二種学科試験教本」と「交通の教則」がしばらく手放せない。
すべて丸暗記して受験するぐらいが妥当だ。
勉強しても無駄にはならない知識、なお且つ学習は脳みそを柔らかくする。一石二鳥だ。
平成22年0月00日【大型二種(学科)】合格
今日は9時過ぎには試験場に到着。
免許記載事項の変更(最近大特取得のため追加)を行い、書類を訂正する。
試験が開始。
前回のように微妙に迷った問題は3〜4問だっただろうか…その他はほとんど正誤の判別がすぐに付いた。
間違いなく前回より手ごたえあり!
試験後、イップクしながら普通二種の方と試験問題の話を行い、
○○教習所へ行き路上コースの合流時のウインカーの出し方を聞きに行った。
2回目大特の時にいた教官がいた。大特は2回で上がり、近く大特二種を受けるのだとか。
さすが教習所の教官だけある、2回で大特上がるとは… まあ俺も2回で大特上がったが。
再び試験場に戻る際、歩道で後方から聞き慣れない大型車の轟音がしたと思うと、大二の試験バスだった。
試験場内に帰ってきていた、運転しているのは試験官である事は見えた。
戻ってきたところを見ようと再び試験場出発点に向かった。
始めに試験場係員らしき人が降車してきて、しばらくすると40歳ぐらいの男性が降りて来た。
受験者だろう、顔色から伺うと落ちたのか…
先ほどの普通二種の方も出来立てほやほやの免許証を持ってイップク場所に来た。
普二の記載が誇らしげだった。
大二の受験者にサイドブレーキの操作や場内コースの順路などを聞いた。
鋭角は必ずあり、あとは方向転換か縦列いずれからしい。
しかもそこまで行くのはその場で試験官が言うらしい。
サイドブレーキは、上げたら解除、下げればロックだったかな、せっかく聞いたのに忘れてもうた。
手前に引いて、なんて言ってた。まあ、乗れば解かるか… さあ、月末からいよいよ本命本番の始まりだ。
期限は0月00日、あと4カ月足らずで上がるか… 焦りは禁物、平常心の向上心で受験を楽しもう。
平成22年0月00日
歓送迎会の帰りにマイクロバスを運転した。
同僚を降ろしちょっと行ったところから、会社〜自宅まで。
日野のリアエンジン式5速マニュアルレンタカー。
運転手の兄ちゃんは派遣で、普段はトラックに乗っており大二を1年前自校にて取得したとの事。
俺の免許証を見て「いろいろ持っちゃっですね」と感心げだった。
運転時に聞いた事… エンジン始動はスイッチを入れてから・路側帯に近づいて走行、
左に二輪車が入ったら試験中止だとか・○○自校では1500rpm以上は上げてはいけなかった・などなど。
俺の運転を見て慣れていて安心して乗っていられる運転だ、
どれぐらい(上がるまで)かかりそうですかね、
と尋ねると「わりかし早く上がるっちゃないですか?」と言ってくれた。
貴重な体験が思わぬところで出来た、今日もラッキー!
平成22年0月00日【大型二種 技能】(場内縦列)一回目
今日の受験者は5名で場内合格者は俺を入れて3名。
まさかまさか一発目で場内クリアするとは・・・まさにミラクル?
順番が一番後だったため、みんなの場内での運転を見る事が出来た。
ラッキーだった、参考になった。
でも、運転席に座るとまったく感覚が違うのに驚いた。
初めて運転する大型バス、チョーキンチョーした。
手汗でシフトレバーが滑ってしまった、ああカッコ悪。
ギアが2速に入っているか4速に入っているのかよく分からない。
その日の受験者を乗せて場内コースをいく時の独特の雰囲気…
みんな課題箇所では右見たり左見たり、後方見たり… みんな他の人の運転を参考にしているんだ。
『路上1コース』
停止位置からの発車、いきなり4速発進!しばらく半クラッチでそのまま加速。
話にならないね・・・「あぁ、終わった」と心で思う。
指定停車箇所、しょっぱな停止位置行き過ぎ。
まあしょうがない、大型車公道運転は初めての経験。
運転した区間は1?ほどだったのかな… 初めてのバスの運転、楽しかった。
指摘事項
・車幅感覚が無いように見える、信用していたが…とおっしゃってくれた。
「○○さん、大型乗っておられる」との問いかけに、4tとマイクロバスなら乗った事はあります、と答える。
おそらく運転中、左サイドミラーをよく見ていたため、車幅感覚を確認するために見ていたのだと思われたのだろう。
一応二輪車の並走防止など含めてこまめに見ていたのに、アダとなった・・・ 次回からはあんまり見ないようにしよう。
・場内では点を持っていた?脱輪小があった、おそらく縦列時の後輪だろう。
・課題停止位置、かなり行き過ぎていた。
・ミラーなどの安全確認はしているが、本当にきちんと見ているのかな、という感じを受けた。
途中の交差点で試験官と運転を交代、試験場まで運転するのを見た。
さすが試験官であり警察官、徐行すべき個所はしっかり速度を落とし、
段差も衝撃なく車体が揺れないよう乗客がいるかのような運転、反対車線が渋滞していれば徐行・・・
模範的な運転を見せてもらえた。
いや、模範的な運転をオレに見せてくれたのかも知れない。
課題
?鋭角コース…無理をしないで2回の切り返しにて通過する。
バック時の安全確認、停車時は流れるのでシッカリとブレーキを踏み、半クラッチにて起動する。(縦列も)
?縦列コース…始めが深く切り込み過ぎた。
スペース内で切り返しとなったので、次回からは運転席側延長線上を合わせる事に集中して入りこむ。
?ギア選択…2速の感覚をやしなう。
?課題停車…ゆっくり近づきそんなに後方に持っていかない、目視はチラッチラッと。
?路上のウインカーは結構早めでよさそう、普段の運転時のように。
?左ミラーを見過ぎない。
?2速加速後、直ぐに3速。試験官の運転では3速発車もあった。ミスだが、実際4速でも発進できた。
?確認は、カチッカチッとしないで、流すようにシッカリ確認。
平成22年0月0日(技能 方向変換)二回目
方向変換終了後右に出る時、青ハ線を全く気にせず進出。
後での指摘は「場内は良かったけど左前輪の脱輪大があって、今回は申し訳ないけど…」と試験官はおっしゃった。
案の定『脱輪大!』。まったくラインを気にしていなかったため、どれぐらい出ていたかも見当つかず。
試験官に「知りませんでした」と答えた。
また、鋭角2回目切り返しのバック時、ギアが2速に入っていてギアミスをしたが、指摘はされなかった。
あの程度の間違いは良いのだろうか… 一回目受験と同じ試験官の方だった。
平成22年0月00日(技能 縦列駐車)3回目 路上1コース
場内の順路は縦列→鋭角。縦列ではまた始めの切り込みが深すぎて切り返すハメに。
鋭角は今日はみんな一回切り返しで行ってたので、
俺だけ2回だと目立つと思い1回切り返しにて通過を試みるも不能と判断、
2回切り返しでの通過。
試験官は鋭角通過中にチェックをピシピシしていたが、何のチェックだったのだろう?…
鋭角後はオレの運転で待合室前の出発点まで行った。
多めに運転出来て「ラッキー!」でも着いて運転席でチラチラ機器を見ていると試験官より「シッ」だとよ、クソッ!
路上は昼から。昼食は午後の路上前の定番「100円マック」
試験場に戻り出発前「コース見て来た?1コースがいい?3コースがいい?」と聞かれた。
さっき1コースの下見して来たんで、ちょっと迷って「1コースでお願いします」と言った。
出発点までは試験官が運転、試験官毎に方法が違うようだ。
運転席の真後ろに座るな、だとよ。指定箇所から発車し、
1回目、2回目の課題停車箇所に停車、国道263号に出てすぐ
「○○さん減点オーバーです、そのまま真っ直ぐ行ってください」と言われ、
道を尋ねながらショートカットで1コースゴールまで運転。
Battは回して押すのが「切」なの初めて知った。
今日は思ったより結構行けた。
長そうな信号待ちは以前の試験官の運転のようにサイド+ニュートラルとした。
試験中の信号待ちのあの緊張感はたまらない、体制も変に崩す訳にもいかず…
早く信号変われ!と心で思っていた。
減点オーバー通告後の運転は、変にリラックスして自分の運転が出来たようだ。
何となく「バス」が解かってきたような…
あとの講評も受付カウンターで「縦列でちょっと脱輪があったね、あと速度が出てたね」の2点だけ。
おいおい指摘それだけかよ、まあ半分近くは行けたのでいっか。
そういえば、速度計40キープで行った記憶が無い、
40?/h道路を普通に50?/hで走ってたという事だったのか?
ああ、緊張のあまりイージーミス。
そう考えれば、あの試験官は結構「減点オーバー通告」を引っ張って運転させてくれていたのかも…
あとで確認したら、あの道路は50?/h制限だった。
ならばダイレックス近くの右折時の速度が速かった、と言うことだったのか…
平成22年0月00日(技能試験 方向変換)4回目 路上2コース
コースの下見をして指定停車箇所を覚えておく事、左折時の巻き込み防止が肝心。
指定停車箇所を探しながらの運転でズタボロ。大特上げてくれた時の優しい試験官だった。
「今受験中のみんな一緒に上がってほしい」と1コースゴール地点で檄をくださった。
平成22年0月00日(技能試験 縦列駐車)5回目
縦列駐車にて後部バンパーがポールに触れ路上にも出られずあえなく撃沈。
テンション下がる。ちょっと当たっただけ、見逃してくれてもいいだろ!と思う。
前回路上に一緒に出た人も俺と同じくポールに触れてて一発アウト、仲良く場内落選。
平成22年0月0日(技能試験 縦列駐車)6回目 路上2コース 『合格!!』
ついにゲットだ大型二種!
試験開始前、以前から一緒に受験してきていた方が来られた。
一昨日の雨の時に合格したらしい。ワンポイントアドバイスを教えてくれた。
左折時の路肩寄せ、40?/h道路でもトップギアの5速に入れる事が出来るかどうかを見ているなど。
今日の受験は俺入れて3人。以前から一緒に受験しているメンバー同士だ。
2人とも一昨日は雨だったのでキャンセルしたらしい。みんな考えてる事一緒?
試験官は1回目と2回目の時にお世話になった真面目で優しそうな方だった。
一人の方は場内で終了、前回と前々回場内と路上を共にした○○さんと2人で路上へ出た。
○○さんの運転は下手ではないが、左折や指定停止箇所の停車時などが慎重過ぎたのか…
途中で減点オーバーとなりそのまま試験官の運転で2コースのスタート地点へ向かった。
いよいよ俺の番。コースは先日下見済み。今日は指定停車箇所を間違えないようにと運転を開始した。
イスに座りブレーキ、クラッチの踏み具合を確認してイスの調整、ミラー3つを確認、
Battを入れエンジン始動、6点確認後右合図を出しギア2速でパーキング解除、
パーキングブレーキ解除のエアーの音がする。
流れるような確認に心掛け、いざ発車しようと動き出してすぐにゴールドのオデッセイが車体右側へ入り停車。
「おいおい、こっちは発車合図出しているのに入ってくるな、
バカタレ!お前のせいで落ちたらどうする」と思いながら、
停車したオデッセイに軽く手を上げ発車し、直ぐに右折レーンへ入った。
落ちてもいい、今日は堂々と流れるような運転に心掛けよう、と思った。
イスに深く腰掛け、妙に落ち着いた感じの運転が出来た。
途中での長い信号待ち時には、車内の様子をミラーと目視で確認をした。
ギアも5速まで入れ、減速時は5→4→3速とズムーズな減速チェンジによるエンジンブレーキに心得る。
今日の試験官の運転操作がそのような運転操作である事は以前見ていたので、少しだけ意識していた。
コースや指定停車箇所も迷うことなく運転出来たのも、前回下見をしていたのが功を奏したかのようだった。
初めて入れた5速はスポッと入りやすかった、あまり使わないからだろう。
5速から4速への減速チェンジもしやすかった。
2速から3速のチェンジ時にギアが噛んで2速から抜けにくい癖がこのバスにはある。
試験にしか使わず2速や3速ばかり使うんで、そこだけ痛みが激しいのだろう。
今日の注意点は?左折時の幅寄せ ?流れるような運転 ?5速まで入れる の3点に特に注意して運転した。
やばいと思った間違いは、?34号線に出る時の右折時他に気を取られて右矢印表示を見るのが遅れて若干手間取った
?264号から左折した道路で制限40?/hのところを50?/hチョイで走行、
直ぐに気付いて軽くブレーキを踏んで減速したが、試験官のチェックは入っていたようだ
?34号を横切って直進中、車道外側線と歩道の間にフラフラ自転車が走行、
このまま歩道に入るのを待っていると渋滞するかな、
と思いながら右合図を出してハミ禁ラインを越え車体側方を大きく空けて追い越した、
後で考えればそれが正解であった ?
最後の左折時、交差点直前で信号が黄色になったため停車したが、停止線を越えた、
そして角のコンビニに入ろうとしていたマイクロバスの進入を妨げた。
試験官から「少し前に行けるかな…、ああ、ここでいいよ」と言われた。
この時「ああ、今日も終わった…」と思い気が抜けた。
左折をして後は直線だけを行けばゴール。
日産レンタ前のゴールで停車し、停車処置を行い試験官に通告して運転交代した。
ここまでは減点オーバーの通告を受けていない。
○○さんは俺に「上がった?」とも言えるブイサインをちらっとしたが、
俺はさっきのと自転車追い越し、速度超過で落ちたような気がしていたため、「んん〜」と首を傾げて答えた。
2コースゴールから試験官の運転で試験場へ帰る途中、どうかな、
上がったかな…いいや落ちただろう、そう思っていた方が落ちた時のショックが小さい、
「今回も落ちてる落ちてる…」と自分に言い聞かせながら…
試験場到着までの帰路がやたら長く感じた。
試験場に到着後、講評があるので2番目の俺は降車したが、呼ばれているようだったので直ぐに乗った。
助手席に座っている試験官が俺の運転免許申請書と受験票を探しながら、印鑑をオモムロに取りだしていた。
やったあ、受かった??○○さんは俺を見て「やったね」と言うような表情。
俺は合格の印鑑を受験票の技能試験欄に押印するのを見た。
試験官は優しい口調で「はい○○さん、合格ですね、おめでとうございます」と言って書類一式を手渡してくれた。
講評は速度がちょっと高い所があったが、これからも安全運転に努めて下さい、との事であった。
俺は試験官に深々と「ありがとうございました」と頭を下げて降車した。
ついに取ったぞ!悲願の大型二種。受験票の合格の印鑑を何度も見た。
他人にとっては大したことない免許だとしても、俺にとっては一番欲しかった免許。
しかも6回で上がった。また一つ、俺の免許伝説に歴史が残る。
バスの横で一人でタイガーウッズばりのガッツポーズ3回「ッイェス!ッイェス!ッイェス!」。
試験後の駐車場で一昨日上がった方が待っておられた。
俺は上がりました、ありがとうございました、
とお礼を言ったが、もう一方のあっちは?と聞かれ、残念ながら、と答えた。
ちょっとして3人揃い、今日の話を行った。そして別れた。みんな早く上がってほしい。
俺も上がって嬉しいけど遊び半分で取得した免許、生活のために本当に免許が必要な人には早く上がってほしいと思う。
さあて、後は自動車学校で大型旅客車講習と応急救護講習を受けて再び試験場へ行き免許交付。
大型二種合格おめでとうございます。
近くに練習環境が整っていない地方の方々は、わずかな情報を頼りにぶっつけ本番と言うわけですね。
その中で、わずか6回で取得出来た事は大した物ですね。
管理人