大型2種 サルBさん 愛知平針 2007年6月取得 試験1回 練習11時間
こんにちは。いつもお世話になります、サルBです。 取得記録が完成しましたので、送らせていただきます。
それでは、以下が取得記録です。
きっかけ・・・ 免許制度が改正されるとあって、前から欲しかった大型第一種免許の挑戦を決め る。
しかし、一発試験は希望者殺到で、練習所の予約も困難とのこと。
そこで、 カミさん(以下、相棒)を説得して某車校に通ったところ、私の“乗り物好き魂 ”が疼きだし「バスも運転してみてぇなぁ〜」ってことに。
ただそれだけの動機 で無謀な挑戦が始まった。
5月11日(金)・・・大型一種申請
車校の卒業証明書を持って大型一種の免許申請に。
免許受け取り後、せっかく休 み取ったので、ついでに二種の学科試験も受けようかと、すぐに申請。適性検査 、確認と通過し、試験の行われる教室へ。
しかし、試験開始直前に係員が私のもとへ。
(係)「同じ日に二つの申請はでき ない」との説明。
(私)「えっ?知らんかった・・・」結局荷物をまとめて教室から出ることにな り、かなり恥ずかしかった。
そのまま帰るのももったいないので、となりの平針 自動車練習所へ寄って大型二種で入校申し込む。(係)「バスは難しいよぉ。
最 高峰の車だからねぇ。」と脅されながらも、一週間後の練習予約を取って帰宅。 5月16日(水)・・・学科試験 午前だけ休みを取って、学科試験受験。
やっぱり二種は難しい・・・・問題集 買って勉強してはいたものの、見たこともない問題がいくつかあって、ちょっと 焦る。そして合格発表。
私の受験番号・・・・あったー!
窓口に行き、結果票と技能試験の説明を受ける。
結果は97点、上出来だ。 コース表もらったら、6月から縦列駐車が“場内Cコース”として新登場!でも、 大型二種がどれだけ難しいか、まだ実感がないので感想は「ふ〜ん」程度。 「いよいよスタートラインだ。」そのまま、会社へ重役出勤。
5月18日(金)・・・練習1回目
仕事はサッサと定時であがって18:30、人生初のバス運転席に座る。
一通り説明受けて(指)「ハイ、出ていいよ。おっと、その前に乗降口閉めてね 。
まずは外周から。」ということで、恐る恐るアクセルを踏む。
ギアは軽いタッチでいいんだけど、すぐNに戻る。(指)「エアコントロールだか ら、チェンジして“プシュッ”って音がしてから手離して。」と助言をもらう。
左折は大回りだったり、寄りすぎで接触寸前だったりでハンドル切るタイミング と角度が全く見当つかない。
そうこうしているうちに、(指)「はい、ホームの 3番に入って。」ホームへ進入。指導員の助言で何とか当たらずに進入。
(指) 「ハイ、ポールは乗降口に合わせて。後ろ見ていいから。」乗降口注目しまくり で停車。でもコレ、試験だと“チラ見”しかできないと思う・・・・。
(指)「ハイ、Aコースね。出ていいよ。」発進。(指)「最初、坂道発進ね。オ レンジポールで止めて、パーキング使って1速で発進して。」難なく発進。
1速 のまま停止線へ。勢いが付きすぎてクラッチ繋がった頃には強烈なエンブレが・ ・・・次回からは、吹かして出るか。
いよいよ二種名物の鋭角へ。初めてなので指導員の助言を受ける。しかし、ベス トラインで通過できても、縁石から両側10センチずつくらいしか余裕がない。
これ、自力のみだと絶対無理。 方向変換も同じくクリア。再度Aコースへ。坂道発進OK、鋭角:まぐれでクリア。
方向変換:ハンドル切るのが早すぎて右後輪を縁石に当ててしまい、やりなおし 。
あっという間に練習終了。長くて短い初日、普通車とバスは全く次元の違う乗り 物。「えらいモンに挑戦しちまったなぁ・・・・・。」
5月19日(土)・・・練習2回目
前日にこのサイトで鋭角と方向変換のポイントを予習したので、今日は自力で やってみようとがんばってみる。
さて鋭角、脱出時に右後輪の接触が怖くてハンドルを戻してしまう。
(指)「何 で戻しちゃうの?左右見て、どっちが危ない?」(私)「・・・・ひ、左前です 。」全切りしなおして、左前輪が縁石かすめてギリギリ通過。
(指)「そのまま で通過できたのに・・・・・」 方向変換は左に寄りたくない一心で、やっぱりハンドル切るのが早すぎで当たっ てしまう。
(指)「そんなに寄せんでもいいって。」やりなおして、今度は縁石 からちょっと離してみる。意外に真ん中に入った。
後方50センチ以内寄せは、 はるか10m後方のリアウインド越しでは全く分からないので、横位置をチラ見 確認で停止。
Aコース、結局自力では攻略できすに終了。道のりはまだまだ長そうだなぁ・・ ・・・
5月23日(水)・・・練習3回目
仕事帰りに練習所へ。来週の予約取ろうと思ったら空いてない。6月から値上 がり(8,600円→9,500円)するので、駆け込みがあったらしい。
Aコ ースも変更で、鋭角出てから左折4回グルッと回って方向変換となっていた。
「3日空いたので、感覚が鈍っているかな・・・・」不安いっぱいで運転席へ。 早速発進でパーキング戻し忘れて慌てる。
(指)「試験日いつ?」(私)「6月 12日です。」(指)「じゃあ、新しいコースで覚えないかんな。」(私)「お 願いします。」 鋭角進入。
やっぱり感覚が抜けてる。タイミングが掴めない。(指)「ハイ、切 って」(指)「ハイ、止めて。」助言があったにも関わらず、私の反応が悪くて 縁石スレスレで通過。
新Aコースで交差点の左折が一気に増えて距離が長くなり、左折もタイミングが 難しい。原付講習のフェンスに当たりそうになる。
外周路から方向変換へ左折進入、隅切りのRが小さく一番の難所。ちょっとした タイミングの違いで、前が刺さるか、後ろが閊えるか微妙なところ。
ホームへ戻って、次はBコース。左鋭角。基本的に右の真逆ポイントのはずだが 、目線が違うので突っ込み不足だ。
辛うじて脱出。 左方向変換。思ったより外周路ギリギリで停止。これも同じく目線の違いでタイ ミングが遅れる。
(指)「止めて。・・・無理だねぇ。」もう一度最初からやり なおす。今度は早すぎて縁石スレスレ。
何とか押し込み停止。後方50センチ寄 せは横の“チラ見”もできるようになり、轍の感触も分かるようになったので、 大丈夫か。
ただ、狙ったところへ車を誘導できない。不安が募る。
(指)「うん、次から路上出てもいいんじゃないかな。」こんな早く路上許可が 出るとは思わなかったのでうれしいのと、こんなレベルでいいんだろうか?とい う不安が入り混じって複雑な気持ちだった。
(私)「次も夜の予約なので、もう 一回場内でお願いします。」ということで3回目終了。路上デビューは土曜の明 るいときにしよう。
5月25日(金)・・・練習4回目
朝から雨模様。練習時間になってさらに降りが強くなってきた。暗いうえに雨・ ・・・・。
「参ったなぁ・・・」場内課題、サイドミラーが命なのに、水滴付きまくりで全 く見えない。鋭角も方向変換も“勘”だけが頼り。
一回目は縁石に当たる。やり 直すもこんどは縁石かすめて無理やり押し込む。(指)「今日は練習にならんね ぇ。」。
6月から追加される縦列駐車をやってみる。ハンドル切るタイミングが方向変換 より分かりやすい。
ただ、後方50センチ寄せは目印がないので深視力に頼るか、何か工夫しなけれ ば・・・。 帰りに路上コース(A1)を下見して帰宅。
5月26日(土)・・・練習5回目
今日はいよいよバスで路上デビュー。大型一種は車校で取ったので、トラック での路上教習は経験済み。
チビと相棒が「バス見たい。」と言っていたので、天気もいいし一緒に連れてき た。ホームのベンチで見学させることに。
(私)「路上行ってきてから場内だよ 。」と二人に説明。 A1コースに行き、最初の指示停車。やっぱり寄せが甘い。
大根交差点、自転車 のオジサンが車道にはみ出てる。どっちみち寄せられないので、大回り気味で左 折。高坂小交差点、やっぱり寄せられない。
ここから緑黒石までは狭い道が続く 。途中、環状線の工事のため、シケイン状態になってるところあり。
徐行して通 過。さらに幅員が狭くなり、3速のままゆっくり走行。
途中、ベニヤで作った住 宅展示場の(違法?)看板がいくつもあり、車道にはみ出てて厄介だ。
何とか緑 黒石交差点へ。今度は地下鉄工事のため、バスの幅ギリギリで車線が設定されて いる。これもゆっくり通過。
一通り走って、指導員に交代(指)「まだ左寄せが甘いなぁ。
それと、もっと加 速できるところはしっかり加速できるといいねぇ。」 場内に帰ってきて、課題のみやってみる。
鋭角はやっと慣れてきてOK! 方向 変換は縁石ギリギリでOK!縦列、自分の感覚のみで入るが後方感覚は???? やっぱり方向変換が一番苦手なようだ。
で、練習終了。 見学していた相棒曰く、「先生が運転して帰ってきたけど、何かやっちゃったの ?」すかさず私が反論「バカこけ!発着点と試験場の区間は、練習でも試験でも 受験生は運転しないことになってんだよ!」
6月2日(土)・・・来週土曜分の抽選大会&練習6回目
11:00から練習。一週間空いたので、感覚が鈍ってるだろう。路上コース名 が変わっていた。 A1→A、A2→B、B→Cとなり混乱気味。
前回Aだったので、今回はB・・ ・じゃなくて、Cでお願いした。 大根交差点左に寄りすぎで危なかった。
ほら貝交差点左折は登りの鋭角ときてる が3速で行ったところ、“クゥィ〜〜〜〜ン”とやたら半クラが長くなってしま った。
クラッチが焼けちゃいそうなので、次回からは2速にしよう。 緑黒石から狭い道。電柱や標識が厄介。
(指)「ここは合図ナシでセンター出て いいからね。」なるほど、対向車さえ気をつければ何とか行けそうかな。
場内に戻って課題をこなす。右鋭角OK、苦手な方向変換は寄せすぎたが、ギ リギリOK、縦列駐車は入れるのはバッチリだが、後方感覚がイマイチ。
(私) 「入りました。」(指)「ウン、これで40cmくらいだね。」まぐれで決まっ ちゃったよ。これが毎回できれば本物ってことだけど・・・・。
6月6日(水)・・・練習7回目
これから試験前日まで毎日練習が確保(日曜は除く)できてるので、一気に仕 上げていきたいところ。
路上Aに出る。指示停車は寄せも不安なくOK。大根の左折はいいラインで行け たが、高坂小学校左折は寄りすぎてしまった。
まだ左折のライン取りが不安定で 安全確認もしっかりできてない。とにかく交差点の右左折は確認作業が忙しくて 追いつかない。
最後の指示停車は、前に出すぎてしまった。 場内に戻り、右鋭角はバッチリ、縦列もバッチリ(後方感覚は恐る恐る寄せてい るが)。
方向変換はまたもや際どいところを攻めてしまった。(指)「際どいな ぁ・・・当たらなくても、あれだけ寄ると減点されちゃうよ。」と苦笑。
どうし ても縁石に寄ってしまう。次回からはひと呼吸置いてから入れるか。ホーム進入 も車体が斜めに入ってしまった。今回はボロボロ。
あと4回で仕上がるのか・・ ・・・・・ 練習の予約を取るのも難しくなってきたこともあって、焦り始めてきた。
それで も(指)「走りはよくなってきたね。」の言葉にちょっとだけ救われた
6月7日(木)・・・練習8回目
場内課題が不安なので、場内に変更してもらった。
(指)「コースは自由でい いから。」とゆーことで最初はBコースの左鋭角、脱出でやってはいけない左後 輪を詰まらせてしまった。
こうなった場合の切り替しの仕方を習う。想像とは全 く違う切り方を指示されるので戸惑うも、すんなり脱出。続いて左方向変換。
夜 でも何となく後輪の位置が掴めてきたような気がする。感覚のみで脱出まで成功 。
次は右鋭角。これは何度も練習してるので、一発で脱出。右方向変換。やっぱり 後輪が縁石に寄ってしまうも、立て直してOK。
でも脱出時に前輪が当たる。調 整しすぎたか。一度ホームへ入る。そこで鋭角の切り替しについて教えてもらう 。
とても分かりやすく説明してくれた。最初出口と反対方向に切り、そのあとま た出口方向に切るというもの。
要はS字状に戻って内側の間隔を開けるという方 法。これは目からウロコだった。
(指)「たいがいの人は、そのままバックして 同じ位置に戻っちゃうんだよね。それで結局出れない。
でも、これを知ってるか 知ってないかで、試験官からの印象も随分違うと思うよ。
車の誘導の仕方をちゃ んと知ってるってことだからね。」とても勉強になった。 次に縦列駐車。
いつもどおりに入れてみる。ウッ、縁石に当たって入れない。ヤ バイ・・・・やり直し2回目も入らない。3回目何とか入る。
後方感覚も空きす ぎた。今までできたことができなくなっている・・・・・・・これはスランプか ぁ???????
得意なはずの縦列も入らなくなって凹んだ状態で練習終了。完全に落ち込む。あ と3回の練習で試験。
「これじゃあ、無理だよ。そりゃ、こんな難関試験、一回 で合格しようなんて思ってないけど、奇跡も信じたい。
練習確保も難しくなって きてるし、これ以上仕事休むのもヒンシュクだし。」メンタル的に弱い自分にも イラ立ってきた。
6月8日(金)・・・練習9回目
完全にスランプ状態なので、今日も場内でお願いした。左鋭角、だいたいポイ ントを掴めて脱出。
左方向変換、縁石に寄るも調整する余裕が出てきてクリア。問題の縦列駐車、や っぱりダメ。何度もチャレンジするが3回に1回入ればいいところ。
どうしたん だ、運転そのものに自信がなくなり、路側帯を踏んだり、赤点滅を隣のトラック につられて発進したりと、細かいミスを連発し凹みまくる。
帰りに路上コースを走ってみるが、全く身が入らない。 --
6月9日(土)・・・練習10回目
試験までの練習回数もあと2回なので、今日は路上に行く。Cコースへ。
最初 の指示停車場所付近の横断歩道&交差点付近で、不審な動きをする車発見。
ハザ ード出しながらも、動いたり停まったりを繰り返し、どうしたいのか全く読めな い。
右横からの合流車が業を煮やし、怒りのクラクションを鳴らして追い越す。 依然、不審車はノロノロと動いているところを私も追い越す。
(指)「試験のと きにあんな車がおったら困るわなぁ。」(私)「迷ってるんですかね?動きが読 めないのが一番困りますよ。」
(指)「でも、ここは“はみ禁”(はみ出し追い 越し禁止)だから、本当はちょっとでも動いていたら絶対に追い越しちゃいかん よ。
完全に止まってからね。ただ、試験官の指示が出たときは、行ってもいいか ら。
チリ紙交換みたいなのが前におったら、ずっと後ろ付いて走らないかんくな るでしょ?」なるほど。
いい経験になった。 結局いつものところで指示停車できずに通過。気を取り直し進める。
大根交差点 、横断歩道で歩行者あり停止、ちょっと左に寄るもまあまあのラインで通過。
確 認作業も意識してできるようになってきた。ほら貝交差点Pブレーキ使用で発進 、2速のまま左折。
うまくいった。登っているところではすべてPブレーキ使っ てみたら、安心安心。
地下鉄工事区間、3速に落としゆっくり通過。相変わらず幅ギリギリで緊張す る。
緑黒石はキレイなラインで左折できた。ここから狭い道。歩行者をよけて3 速で進行。
場内に戻って、鋭角、そして縦列。今回はポイントをズラしてみたら一発で入 った。
(指)「バッチリだね。」(私)「ゆうべ、バスのミニカーで研究しまし た。」
(指)「本当に?(笑)」(私)「はい、ミニカーと同じ縮尺(たぶん) で縦列スペース書いて何度もやりました。」次もバッチリ入る。
(指)「OK! 完璧!」思わず頬が緩む。研究の成果アリでスランプ脱出か?いい気分で練習終 了。
路上コースもしっかり走り込んで帰宅。
6月11日(月)・・・練習11回目
いよいよ試験前最後の練習。総仕上げということで、路上Aコースへ。
18: 30といえども、まだまだ明るい。最初の指示停車、寄りすぎてミラーが当たり そうになる。
(指)「あれだけ寄せるなら、もっと減速しないかん。それにして も寄りすぎかな。」自分でもヤバイと思った。
水切りコンクリの半分くらいまで 進入してた。大根左折、ちょっと寄せすぎを指摘される。
高坂小左折、うまくい った。 302号工事区間から緑黒石への下り坂、対向車に注意しながら下る。
まだおっ かなびっくりといった感じ。緑黒石右折で、横断歩道に接近する自転車を発見す るも見切り発車で注意される。
場内に戻って鋭角、苦手な左方向変換、そして縦列の再確認で時間終了。
コメンタリーに再挑戦するも、ほかに気を取られてたびたび無言になってしまう 。特に場内は・・・・試験は絶対にコメンタリーを成功させたい。
当然、帰りに路上コースを走る。コメンタリーをやるも、自分の車でさえ言葉が 出てこない。
帰ってからもイメトレを繰り返すが、強烈な頭痛に耐えられず就寝。
6月12日(火)・・・技能試験一回目
夜中に何度も目が覚めたが、割と目覚めがよかった。 やっぱり二種免許は身なりも整えないと・・・ということで、ワイシャツ・ネク タイで平針へ。
その道中もコメンタリーをやってみる。平針までコメンタリー成 功! 8:30頃到着。とにかく1番手で乗りたいので、すぐ窓口に並ぶ。
受付800 1番(係)「今日はAコースね。」早速コースの下見をしようとコースを歩くが 、暑いので鋭角と方向変換だけ見てホームのバスを見に行く。
タイヤの位置、運 転席の位置、扉の位置を確認してベンチで待つ。トラック受験の人としばし歓談 しているところに試験官登場。
外周を一周走らせて戻ってきた。
「どうせ一回で 受かるワケないから、今回は路上へ行って完走できれば上出来。」
くらいにしか 思っていなかったので、意外に緊張していない自分に気が付いていた。
(試)「はい、どうぞ。」もう一人の受験者と乗車。諸注意のあと(試)「先に サルBさんね」元気よく返事をしてシートへ。
シート調整、ミラー確認してシー トベルト、ドアを閉める。(私)「発車します。」スムーズに発車できた。
坂道 発進から下って一旦停止、外周路で進路変更、横Gも抑えた。鋭角進入しキレイ に脱出できた。
外周からすぐ左折、その後左折を2回で再び外周路へ、いよいよ 場内最大の難所、方向変換の進入。
ちょっと突っ込みが甘かったため、左後輪が 当たりそうだ。息を殺して切り抜けた。
方向変換へ後退、後ろ50cm寄せは練習で失敗したことがなかったので、落ち着いて下がる。
当然、横位置もチラ見し て(私)「入りました」(試)「もう一回前出して」と意外な指示でちょっと慌 てたが、次はうまくいった。
脱出もすんなりできてホームへ。場内コメンタリー もすべて成功。「これは路上へ行ける。」 二番手の人に交代。
鋭角先端で真っ直ぐ後退。「変わった下がり方するなぁ。」 と思っていたら車体が揺れるくらい左後輪がヒットした。
脱出も一発でできず、 前輪もヒット。数回切り返して何とか脱出。
最大の難所はキレイに決まったが、 方向変換で切り返して押し込んだ。脱出も左後輪をヒットさせ、切り返して脱出 。
ホームへの進入前で(試)「右に寄せすぎちゃいかん。」と助言が入る。 停止後、(試)「もっと車両感覚を身に付けないかんな。
鋭角もあれでは出れん ぞ。残念ながら、試験終了です。おつかれさま。」と終了。
(試)「はい、サルBさん、路上へ行きます。必然的に一人用のCコースだから、よく思い出しておいてください。」出発点に到着。
交代し、発車。路上でも意外に冷静だ。信号待ちでは(試)「信号待ちの間に深呼吸しなさい。」と言ってもらえ、気が楽になる。
今日はコメンタリーもリズムよく言えている。駐車車両もスムーズにかわして進行。大根交差点、横断の歩行者を待って左折。
練習中でもなかったくらい、美しいラインで抜けた。
指示停車も毎回「あの電柱ですね?」「あの標識ですね?」落ち着いて確認した。ほら貝左折も落ち着いて2速でゆっくりいく。
最後の指示停車は幹線道路上でしかも登り坂。発車しようとするが、交通量が多くなかなか発車できない。
「しばらく待機」とコメント。途切れたところで発車。工事区間は3速で減速して侵入し「バス揺れます」と乗客に対するコメントも言えた。
出口では気を抜いたのか、左がフェンスとギリギリだった。緑黒石左折後、歩行者がいて、対向車も来ていたのでしばらく歩行者に追従。
対向の市バスが止まってくれたので、中央に出て「歩行者に注意」と言いながら徐行。狭い登り坂も順調に進行。路上も終盤に差し掛かってきた。
高坂小右折後、登り坂は元気よく加速しすぎて速度オーバーするも、すぐ気付き減速「速度40維持」とコメント。
大根直進し、天白消防まで下り坂。速度に注意しながら右折。矢印のあと、黄色になったので「注意」と確認をしっかりやった。
これで終点だ。(試)「じゃあ、幼稚園バスの前あたりで停めてください。」幼稚園バスの横を徐行。
忘れずに「飛び出し注意」とコメント、そして停車。試験が終わった。
緊張していないと言いながらも、やっぱり疲れた。交代後、ハンカチを取り出し、汗を拭く。
(試)「仕事でバスに乗るのかな?」(私)「いえ、バスの運転に憧れて。」
(試)「そうか、でもスキルアップするにはいいと思うよ。」なんて会話をしながら試験場へ戻る。
講評は「指示停車で後ろ見すぎ。ミラーでだいたいの位置が把握できないかん。」
「工事区間の途中でフェンスに当たりそうになったの分かってるか?自分に車両感覚があっても、乗客に恐怖感を与えてはいかん。」
「発進のときにもっと早く出ないとダメ。お客さんがストレス溜まっちゃうぞ。」
その他多数。最後に「バスはたくさんの人を乗せるから、自分の感覚だけで運転しちゃいかん。
でも、アクセルやブレーキ操作は上手かったな。スムーズにできてた。
発表は昼過ぎの1時だから、それまでお茶でも飲んで休むだわ。はい、おつかれさん。」で、バスから降車。
「後方感覚でやり直したし、走行中にチェックたくさん入ってたし、講評もあれ だけ言われちゃったし・・・・」自己採点は60点くらいか。
発表まで2時間以上もあるので、向いのコ○ダで昼食とコーヒーで一服する。
手 帳見ながら「次の試験日はいつにしようか、練習予約も取らないかんな。」と考 える。
時計見ても、まだ1時間以上ある。取りあえず試験場に戻ったら、一緒に受験し た同志に声を掛けられた。
(同)「路上どうだった?中もすごく上手かったし、 合格でしょ?」(私)「いやぁ、講評でいっぱい指摘されちゃったし、60点あ ればいいほうですよ。
まぁ、完走できただけでも上出来ですわ。」 いろいろ会話しているうちに午後の試験が始まったので見学。
一人目、鋭角は切り抜け、方向変換の入り口左折で詰まって、後退し入り直す。
二人目、鋭角で縁石にヒット&数回の切り返しで脱出。
同じく方向変換入り口で 詰まって後退、2回切り返したところで、すでに試験官が身振り手振りで指示し ている様子。
後方感覚では受験者がバスから降りて確認にいっている。ホームに 戻ってきて、二人ともバスから降りてきて場内で終了。
13:00になった。掲示板の前には大勢の人が集まっている。
同志が先に見つ けた。「あるじゃん!8001番!」(私)「ウソぉ?」大型二種に堂々と“8 001”が表示されていた。
携帯カメラに収めようとするが、手が震えて撮れな い。同志と別れ、真っ先に一番の協力者(相棒)に電話。
応援してくれた後輩に も電話で知らせる。ひとしきり話し込んだあと、窓口に行く。
(係)「さっき放 送で呼んだ方かな?」(私)「す、すみません」正直、放送自体、全く聞こえて いなかった。
旅客車講習や必要書類の説明を受け、帰る途中に試験官を見かけたのでお礼を言 う。
(私)「ありがとうございました。」(試)「おめでとう。安全運転で頼む よ。」 大型二種はまさに運転免許の最高峰。
それを取得した者として恥じない運転をし ていこうと心に誓った。
取得費用
練習所入所 3,300円×1回= 3,300円
練習(5月) 8,600円×5回= 43,000円
練習(6月) 9,500円×6回= 57,000円
受験申請 4,450円×1回= 4,450円
貸車両代 3,200円×1回= 3,200円
取得時講習費@ 18,900円×1回= 18,900円
取得時講習費A 7,200円×1回= 7,200円
免許申請 1,650円×1回= 1,650円
合計 138,700円
このサイトで得た知識・情報 Priceless
オマケ・・・・
この勢いで、けん引二種、大特二種も取得して、ぜひ“コンプリート”したいと ころだが、経済難なのと、家族の冷たい視線が怖いので、しばらくは休憩かな・ ・・・
珍しく読み入ってしまいました。自分の時の事が思い出されます。
あの感動、何年経っても、結構忘れえぬ物です。
これからも安全運転を!!
管理人より