読者の取得記録

大特二種  EOS−RSさん 府中 2007年6月13日取得   試験2回


平成19年5月11日(受験申請)
 午後から有休を取り府中運転免許試験場に大特併記と大特2種受験申請に行く。
府中はやはり遠い。20年前、大型2種を取得して以来となる。
建物の中に入ると20年前の事が少しだけ蘇る。
総合受付に行って、大特併記と大特2種受験申請を申し込むと、併記申請書に免許証がコピーされるので、
先ず大特併記して免許証にしてから大特2種を申し込む必要があると言われ、大特併記の手続きを行う。
1番で証紙を買って2番で適性検査。10番に卒業証明書を出してコンピュータ
ー入力処理が終わったら12番へ行き写真撮影をしたら、後は免許証ができあがるのを待つだけとなる。
交付予定
時間が15:00で2時間近くも時間が空くので、2Fの技能試験室に行ってコース図を確認することにした。
技能試験室では午後の試験説明が終わった直後なので受験者でごった返していた。
受験者以外立ち入り禁止と書いて有ったが、このごった返しに紛れ込んで入室する。
インターネットで入手したコース図と技能試験室に掲示してあるコース図を比べると、
大特、けん引ともに同じであることを確認した。
試験コースのプラットホームへ行くのも技能試験室からとなる。
不合格になった受験生が戻り始めているのでこちらも立ち入り禁止だが惚けて
プラットホームに向かう廊下で技能試験の様子を見学する。
何となくだが、廊下に入ると大型2種の時の記憶が僅かだけ蘇る。
法改正の影響の様で大型1種の受験が多く試験車両が3台でている。
けん引は行っているのだろうか、少しコースを見るとなにやらけん引らしき車両が木の陰から覗いた。
しばらく待っているとけん引のプラットホームにけん引が戻ってきた。
残りの受験者は4名程、免許交付までまだまだ時間があるのでけん引の技能試験を見学することにした。
とは言っても、木々が林立するコースなので試験の様子を見ることはできないが・・・・。
隣で技能試験を見学している男性(後にHPにDUCATI-MHRさんで登場)
がいたので何気なしに声をかけてみるとけん引2種の受験中と言うことであった。
けん引1種は戸塚で2時間練習して5回目でパスしたとのことなので、方向変換場所の事を聞くと左、
右後退ともコースに車両を出さないと後退距離が稼げないこととS字について聞いてみ
るとこちらもくせ者で右折して直進して直ぐ左折でS字に進入なのでトレーラーの左後輪を縁石に接触させる可能性が有るという。
大型2種同様、府中の試験コースは難しく造られている。
コースを歩くだけでもさせてくれると少しは攻略しやすいのだが...
けん引の試験が終了した。この日の合格者はなし、大型2種同様、合格率が低い。
時間は少し早いが免許交付場所に移動することにした。
人が少なくなった技能試験室を見回すとこちらも少しだけ大型2種の時の事が蘇る。
あの時、こんな感じだったよな。免許を交付する1号館に行くと、
免許を2:30なのに免許を渡すおばちゃんが「免許できてますよ。おめでとうございます」と声をかけてくれた。
前置きが長くなってしまったが、大特併記の免許証を貰ったので、本館の受付に戻り大特2種の受験を申し込む。
ついでにけん引2種の試験を申し込むと、受験は1免種しかできないのでどちらかになると言われた。
一応、38番で聞いて欲しいと言う事で併記申請書は2枚作成してくれた。
1番で¥4,350分の証紙を購入、貼り付けし、2番で適性検査を受ける。
昨晩から体の疲れがとれていないのでもしかしたらと持ったらやはり深視力検査が不合格となり再検査室送りとなった。
再検査室でも、1度目は不合格、2度目でかろうじて合格となり、38番へ。
予約機に行き、免許証を差し込んで予約をしようとしたら、予約できないと断られてしまったので38番の窓口に行くと、
新しく試験を受ける方はこちらでコンピューター入力してからの予約ですよと言われ入力をして貰う。

ここでも惚けて大特2種とけん引2種の試験を受けたいと聞くと、受付と同じ答えが返ってきて、
1免種しか受験ができないのでどちらかと言われた。
予約機の前に行き免許証を差し込むと窓口から再び呼ばれる。
証紙の金額が違っているとのことで1番窓口へ証紙を変更しに行く。
直ぐに貸車券が必要になるので、試験申請¥3,300、貸車¥1,100になるから¥50円返して¥1,100の証紙を手渡された。
38番に戻って3度目の正直で試験予約機に免許証を入れて試験の申し込みを行う。
試験日は5月29日と6月5日しか空いていない。
5月28日にけん引の卒業検定(受けられるの?)を予定していて連続での検定は気が重いので6月5日午前の試験を予約。
38番窓口で証紙を渡して、受験票に証紙を貼って貰い受験票を受け取る。
法改正に伴って、受験料が¥200値上がりすると伝えられた。
今回は、改正前申請で、改正後受験となるが、試験料は改正前を適用されると言うことで、¥4,400となる。
併せて、現在、けん引教習中で受験日までに卒業の予定なので、免種が増えた場合についての変更処理について訪ねると、試験前に変更処理が必要だが、
午前の試験なので変更処理を行っているとおそらく技能試験に間に合わないのでその前か試験終了後に、
変更処理を行うようにと言われた。
東京の端から端の距離なのでわざわざ変更処理に行くのも大変なので、6月5日までにけん引が卒業できたら、
大特2種の試験の後にけん引の併記申請を行うことにした。
いよいよフルビッターに向けて佳境に入ってきたが、けん引の技能試験を見学して合格する自信が無くなってきた事と、
果たして大特も合格できるか不安になってきたのも正直なところである。
受験のための休暇も残り、9日になった、願わくば大特2種2回、けん引2種3回以内で取得したいものである。


平成19年6月5日(技能試験1回目 Aコース コマツW100)
 先週の土曜日、急遽クレーム処理のために休日出勤となったので今日はその代休を貰う。
朝、6時前に起き、6:30に家を出て府中に向かう。
技能試験室で時間になるまで待機。Aコース順番は9番目である。
少し周りの受験生と話をする。結構、周りの方は練習なしで試験に臨んでいる方が多いようだ。
前回の試験で不合格となった理由を聞くと殆どの方がふらつきによる減点超過だと言うことが解った。
大特は中折れ式なので、合格は間違いないだろうと思った。
試験は淡々と進み、順番となったので試験車に乗り込む。
アームを上げ、バケットを上げ発進し準備走行を終え、試験開始。教習所で習った通りの走りをする。
何故か試験管の手が忙しく動く。不思議に思う。
外周に出たところで試験管より「もっと元気よく」と言われるが、課題走行は2
0kmのはず、速度超過になるのではと思いアクセルを踏み込まなかった。
その後、コースを回るも試験管のペンが忙しく動く。
方向変換を出て踏みきりを通過したところで試験管から「左折でこれだけ空いていると大回りを取る」と言われた。
試験中止の瞬間だ。
発着点へお戻りのコースとなる。
試験管からは左折時、右折時に車両を寄せていないことを指摘される。
でも、教習所では、車線一杯なら寄せる必要は無いと言われたので寄せなかったのだが、
言い訳しても試験が再開するわけでもないので、何も言わずに車両を離れる。
次回の技能試験予約をして試験場を後にする。

平成19年6月13日(技能試験2回目 Aコース コマツW100)
 朝、5時30分に起きる。
身支度等をして6時30分に家を出て自転車で駅に向かう。
毎度の様に武蔵小金井からバスに乗って試験場前で降りる。
いつも通りに試験管が技能試験室に入ってきて採点用紙と受験票の交換を行う。
なんと!!受験番号は1番である。
ん〜できれば1番だけは避けたかったが、仕方がない事なので気持ちを切り替える。
試験説明が始まり、試験管より、
2回以上の受験で試験説明が不要な方3名だけ先行して試験を受けて頂きますので希望の方は手を挙げてくださいと言われた。
既に気持ちは1番となっているので手を挙げた。
大特の先行受験希望者は6名なのでくじ引きとなった。
試験管がくじを持ってきたのでくじを引くと外れとなり、試験順番は4番となった。
今日はAコース、車両はコマツW100である。
試験説明が終わりプラットホームに降り、順番を待つ。
順番は直ぐに来たので車両に乗り込む。シート、ミラーを合わせシートベルトを装着する。
サイドブレーキ、ギアの位置を確認しエンジンスタート。
バケット操作レバーのロックを解除して、アームを上げる。
アームを上げたらバケットの位置を確認し頭に焼き付ける。
バケットを上げて発進。
準備走行後、試験開始となる。
前回の試験で指摘されたことをクリアするように走行する。
外周に出てふらつき覚悟でアクセルを踏み込む。右折左折は車を寄せる。
左折時は大回りしないようゆっくり車両を進ませる。
踏切を左折したときに試験管より「もっと元気よく」と指摘される。この時、
DUCATI-MHRさんのアドバイスの意味が解る。
ふらつき覚悟、不合格覚悟でアクセルベタ踏み。
その後のちょっとした直線でもアクセルベタ踏み。
自分としては結構ふらついていると思っているのだが試験管の手は動かない。
そして、発着点に戻って来た。
停車措置を行う。
試験管からは「忘れ物無いようにこちらに回ってください」と指示される。
車両から降り試験管の方に移動する。
ふらつきが多かったから合格は無いと諦める。
試験管から「合格見込みです。
証紙を買って、暗証番号を入れて技能試験室で待つように」と言われる。
え!!あれで合格なの?と言う感じで合格した実感は無かった。
収入証紙を買って、暗証番号を登録しに行くと、大特の時、牽引の時に免許交付
会場で話をした職員さんが暗証番号の説明員でいた。
声をかけ大特2種に合格したことを伝えると「おめでとう」と言われた。暗証番
号を入れようとすると、前回作成した用紙を持っていれば使えると言うことなので、
暗証番号は入れずに前回の用紙を使うことにした。
試験が4番目という事もあって、時間は10時前、ここからが長い。
先ずは大特の試験が終わらないと併記申請書に証紙を貼ることができない。
技能試験室のTVを見ながら試験管がくるのを待つ。
11時過ぎた頃に試験管が併記申請書を持って部屋に入ってきた。
証紙を貼ると試験管がパンパンと見事な音を出してゴム印を証紙に押していく。
「全ての試験が終了するまで待っていてください」と言われ、再び技能試験室で待つ。
11時30分に女性の試験管が合格した方の全ての併記申請書を持って技能試験室に来た。
一番前の席に横一列になって、合格者が座る。併記申請書が戻され、
内容の確認とこれからの予定や注意事項の説明を受けた後に写真撮影をして解散。
午後1時過ぎに大特2種が併記された免許証が交付される。
さあ、次は最後の免許取る牽引2種だ。牽引2種の併記申請を行い試験場を後にする。


読者の取得記録TOPへ