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和歌山県 ぴぃさん 大型一種 受験中
大特お受験その1
投稿者:ぴい
投稿日:2009年 3月 5日(木)00時24分49秒
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大特一種技能検定一回目
3月27日雨のち曇り
車校で運転免許を取得し続けていた私にとって 初めての試験場での技能検定である。
何度かコースの下見、検定車両の見学、事前リサーチ等は自分なりにやってきたが、 やっぱりよくわからない事だらけなので、 取りあえず受け付けは午後1時〜なのだが、 少々早い目の11時半頃 試験場に到着した。
試験場内に入り、 コース発表のほうを覗きに行ったら<本日の検定はAコース>と表示されていた。
外周コースがないからちょっとラッキー♪
と、意味のない希望も持ったりして、<取りあえず コース歩いて見てこよう> と、コース内に入ると作業服を来た受験者さんみたいな方発見!
思わず、 <大特受験ですか?> と声をかけると、<農耕車限定の解除に来ました>との事。
農耕車は以前、ここ岡崎に車を持ち込んで取得したとの事でした。
<と いうことは コースは知った事ある方じゃないの。 こりゃ又ラッキー♪>
と、心の中で思いながら、 この方の合格したときの走り方、ラインとか 確認ポイントを伺いながらコース下見を完了。
で、話をしているうちに、このA氏も初めてなので(しかも下見にも来ていなかったから受験車両自体知らなかった模様…)
なので、A氏のタバコ休憩も兼ねて、大特車両を格納してある倉庫迄連れて行って、車両見学。
A氏も初めて見たので(おぉ〜)と 少々びっくりぎみ。
素人2人組の誕生です。
受付の時間が来たので、
受験票作って 検定代金払って、適正検査に…
検査官の方に受験票だしたら、
検査官 <大特卒業証書出して! 貰ってきてるやろ?>
私 <いえ、飛び込みなので無いです>
検査官 <本当に?>
私 <…はい。申し訳ないですけど、初めて飛び込みなんで宜しくお願いします> やや、うつむき加減で話してみる。
検査官 <そうなん? …じゃ、免許証出して…>
私 <スミマセン…> と、おもむろに免許証を差し出す。
検査官が免許証を受け取って、 急にじーっと見てる…。暫く時間経過後、
検査官 <よーけ免許とってるなぁ…頑張れよ。>
私 <はい、 ありがとう御座います>
視力検査、チラ見、 信号は?
検査官 <これだけ免許もってるのは見えてるもんな〜。もうOKや。 これもって受付行ってきて。>
おじさんありがとう〜♪
受付で受験番号を貰って、番号を見ると631番!?
先週受験してた人に聞いたときは受験番号の最後の番号が車に乗る順番だと聞いてたので<うわっ!一番かい!!>なんてちょっとびびったりしながら待合所に行くと、さっきの人が手続きを済ませて先に座ってました。
で、受験番号見せてもらったら、601番? 一番?<限定解除の一番目>という事らしい。
すると、 隣に座ってた方<B氏>も 受験票見せてくれて691番。 これは大特第二種免許の受験番号という意味なのだろう。
B氏 <皆一番ということは誰が初めに乗るかどうかわからんようになってきたな〜>
大特二種受けるB氏に2人ともおぉ〜!凄いな〜! と尊敬の目を向けていると、俺も、9年前にここで何回か受けてまぐれで入ってから 乗ったこと無いからもう覚えていないから 初めてと一緒や。
と、いう事は 車両触ったことも無い素人3人組の誕生?です。
まず、どう乗るのか動かし方とかどうするのだろうとか、 話をしているうちに試験管の人がやってきました。
試験官 <今日は大特乗るのはじめての人ばかりだから、車の使い方後で説明するからね。 取りあえず暖気運転してくるからここで待っててね〜>
と、 言い残し 車出しに行ってしまいました。
私思わず、<あの試験管の人、マジでド素人三人組が…って思ってるような気がする> と ぼやいたら、残りの方も<そう思うな〜…>なんて、同意してたり。
暖気運転に役30分、一番奥に行ったまんまなかなか帰って来ない。
私 <もう他の場内検定終わっちゃったみたいね>
B氏 <多分、いちばん奥でタバコ吸って時間潰してるんやで、はよ帰って来いよな〜…>
と、ぼやきながら待ってると 青いブルちゃんが帰って着ました。 が! 発着点に来ないで バスのところに行っちゃった?
試験官 <ガソリン無くなったから これから給油するからもうちょっと待っててな〜♪>
3人とも 緊張してるので、 何も考えてられない。
給油が終わって、発着点に戻ってきて いつもなら普通にコース説明の後、 すぐに一番から出発らしいのだけど、 今日は見るのも初めての3人組だから
試験官 <今日は多分、みんなこの車乗ったこと無いと思いますので、 車の取り扱い方法を説明します! さあ、みんなこっち来て ちゃんと聞いてよ〜!>
…これが試験車両です。 で、これがショベル。これをあげてから走ります…(省略)ドアを開けて、 これがアクセル…(省略)と、丁寧に車の使い方の説明を受け、
まあ、後具体的な操作は 乗った時に使い方また説明するからね〜。わからんとこは聞いてね〜。
ついでに、この車 左ハンドルだからそこの所きを付けてね〜♪
勉強して来なかった場合、<操作不能でお帰り>なんて言われてもおかしくないかも。 と思っていたけど、 とても親切な試験管の方でした.
で、一通り簡単な解説&説明が終わり、 さあ一番走者は 農耕車限定解除のA氏です。
先ずは、車の周囲を確認
A氏 <前よし! 後ろよしっ! 乗車します!>
試験官の方は うんうんとうなづいています。
ドア開けて後方確認後乗車。
乗り込んでから、やはり操作方法をひとつづつ教えてもらっているのが車の外にも聞こえてきます。
エンジンがかかり、バケットがアームごと恐る恐る上がっていきます。
お、ちゃんと発信前の確認後、ウインカー→発進!
2番の停車位置から発進です。
前方に普通車が停車していましたが、難なくクリア。
最初は手前のコースをプチ一周で車の状態をお試しです。
ちょっとふらつきながら、発着点まで戻って着て、 いざ、試験開始!!
左折して本コースに入り、 ちょっとふらつきながらも左に寄せて最初の課題の右車庫方向変換へ!
…へ? あ、素通りしちゃった?
そのまま次の交差点左折で入り、左折→左折→左折でもう一度チャレンジ!
…あ、又素通りしちゃった…(ToT)/~~~
ここで撃沈。
一応方向変換だけやって帰って着ました。
降りてくるなり 試験官の方 <今日の人、ちゃんとコース見といてな〜、あかんやんか〜〜。 次の人ちゃんとコース覚えたらいつでもこっち来てな〜。>
と、いきなり指導が…
試験官 <受験票と免許証出して!>
次の出走者は私です。
もう、その言葉で心臓バクバクです。やばい〜!
試験官 <免許証は? 早く出して!>
私は思わず あたふたとなっていると、 <そんなに慌てやんでいいから ゆっくり探してな>
免許証を確認して貰って、
一応コース表をもう一度見に行き、 念のためエアー走行をやって、 <行きます!>と車両の前に立ち、 周囲を念入りに確認。
先の方と同様、周囲の確認をして 乗り込みます。
私 <初めてなので宜しくお願いします!>
試験官 <はい>
で、 初めての乗車なので シートの動かし方とかレバー、ハンドル 作業用バケットの動かし方ets…を教えて貰って、いざ出陣!
エンジンをかけ、やっぱり恐る恐るバケットを上げて…え? アームでなんか前が見えにくい?
私 <シートもうちょっと前に出来ませんか?>
試験官 <う〜ん…無理やな〜〜。じゃあ、後ろの背もたれ上げてみようか。>
足が何とかアクセル踏めるようになったものの、 背中がつんつんです。(汗
中途半端なポジションだけどぉ・・・。
えーい! 仕方ない。最初は練習だからいっちゃえ。
周囲確認をして、右ウインカー→発進。 発着点からすぐに右に回るのでハンドル切るのだけど、練習用に乗った車両と違ってめっちゃ切れが宜しいようでびっくり。
センターライン踏んじゃったよぉ〜。
まあ、ここは未だ試走だから何やってもOkとしておこう。
アクセルON! うっわ〜〜。やっぱりゆれるゆれる。 よりもまっすぐ走るのが大変かも。 それと、アームで右前タイヤ位置が良くわかんない。早くどこか目印見つけなきゃ… なんて思ってるうちに試走終わりで発着点に。
発着点につくなり 試験官の方に<教習所でどこの位置にバケツ合わせろって言われたんや?>と聞かれ、思わず私 <乗った車両バケツだけ動くやつやから感覚違います〜>と答えると 試験官 <上げたらんから見にくいんやで。 もっとアーム上げやな> との指導でもうちょっとバケツを上げてみます。 もっと見えにくくなったような…。初めてだからこんなものかな? 試験官 <じゃあ、 行こうか〜> はい。
と まあこれからが本番です。
気合を入れて、本コースに進入。
<最初の人が方向変換で素通りしてたから気を付けなきゃ。>と 意識して目標に接近。15番の看板が見えたので、<ここだ!いっちゃえ〜>と ハンドル切って課題に進入! と 思いきや、 試験官 <どこにはいってるんや?> 私 <へ? あら?> 課題コースのひとつ手前のコースに入ってしまった模様。
コース間違いなので減点対象にはならないけど、ここの道めちゃくちゃ狭い〜(T_T)
慌てそうになるのを抑えてすり抜けようとしたのだけど、あまりの道の狭さにビビッてハンドル遅らせて少々大回り気味に曲がってしまった。
かなりの減点だろう。
気を取り直して再度方向変換に。
今度は何とか進入OK。
方向変換は何度も練習したとおりにやれば大丈夫。
だけど、問題は前輪位置がアームに遮られてよくわからない。
しかも、練習車両のバケツより一回り小さなバケツだから、バケツに頼ってタイヤ位置確認するのがなかなか難しい。
方向変換中、多分試験官の人に聞こえてたと思うけど、<自分を信用せな。車は違ってもおんなじ動きやから車信用しよう> とあせる気持ちを抑えるために何度も何度もつぶやいたと思う。
そのお陰か、方向変換は一度で完了してしまった。 自分でもびっくり!
で、また次の課題に向けてコースに出て、左折後信号のある交差点に入り、見通しの悪いT字路を右折するところで、ウインカーを右にだそうと右手が自然に動いてしまい、
《ガコっ!》 バックに入れてしまった。 大多数の方も通ると思うけど、普段の癖ってとっても怖いなあ。(・_・;)
横で、ペンが動いてるよぉ。
気を取り直して、 確認しながらちょこちょこっと 見通しの悪い交差点をなんとかクリア。
外周に入ってアクセルON!
やっぱり、まっすぐ走りにくい〜〜(汗
2回程線踏んでるかも。 と 発着点から一番遠いところまで来たところで試験官の方が
<すまんな〜〜、 とうとう点数なくなってしもうた〜〜。 残念やけど、このまま外周走って発着点迄帰ろうか〜♪>
と、私の初大特は半分位走って撃沈してしまいました。
一番遠いところまで走れたので、最後は気持ちよくアクセル全開で発着点まで帰還しました。
しかし、まっすぐ走りにくい。
時間貸しではとても20kmなんて出してなかったから最高速初体験かな。
発着点に戻ってのアドバイスは、<やっぱりコース間違いで余計に難しいところを走った分、制御しにくくなって大回りとかで減点したな〜。
ちゃんと、コース覚えやなあかんな。 それと、この車もっと勉強せなあかんな〜。
必ずまた試験にきてや〜。 待ってるで〜♪>
私 <はい! 絶対来ます。ありがとうございました。>
いや〜、感じのいい試験官の方です。
降りてから、取りあえず停車位置とバケツ位置の確認に。
誤差15センチってとこか。
まあまあ、これより余計に攻めたらきっと超えちゃうからこれくらいでOKかも。
最後は二種受験のB氏、 現役路バス運転手だそうです。
流石 毎日バスの運転してるだけあって、確認 運転姿勢とかがどうに入っています。
2人で<かっこええな〜。 上手そうやな〜〜。>って話をしながら見てると、
第一コーナー過ぎて15番の課題の進入路はいりかけで、急停車。 バック? ん?
と、<あそこでバックOKなんかな〜?>と二人で話しをしてる内に 取りあえず方向変換開始。
そのまま次いくかな〜?とか話してると、いきなり発着点に戻って来た。
方向変換の入るところでハンドル切ったら思いっきり切れて、縁石踏んでしまったとの事。
簡単そうに見えて恐るべし右車庫!
それとも、切れ角の凄さと左タイヤ位置の感覚がつかめていないからなのか?
3人とも最初の課題でいきなり詰まってしまったかも。
そもそも、この車の事を舐めてかかっていたツケが回ってきたのかも。
要は修行不足です。
試験官の方がニヤニヤしながら降りてきて 開口一番
<この車難しいやろ〜?>
皆、うんうんとうなずいています。
私 思わず、 <普通の車とぜんぜん違う動きするから わからんようになってくる〜>と、 答えると
試験官 <そうやろ〜? 今まで受けに来た子達は大特は簡単とか思ってくるから、上手く動かせなくてびっくりするんや。 まあ、舐めてかかってるから この車両特に難しいんやで〜♪ 要は もっと数乗るのが一番いいんやけどね〜>
3人 <じゃ、みんなでお金払うから この車休みの日に練習せてよ〜>
試験官 <乗らせてあげたいけど、和歌山県の規定が許可してないから残念やけど無理〜。 しかも、他所で練習してきた人がこの車乗ると感覚違うから 余計に乗りにくいんやで〜>
3人 <え〜〜〜!?!?>
試験官 <まあ、もう何回か乗ったら走れるようになるよ〜〜。頑張れ〜〜 又来いよ〜♪>
実に嬉しそうに、話してます。 でも、気のいい試験官の方です。 皆こんな人達だったら何回でも受けに来たいかも♪
3人 <ありがとうございました!>
バスの仕事をしているB氏は仕事の関係上、次回の予約は未定だそうで、A氏と私は次回の予約をとりに受け付けに。
次週の定員の空きが一人だけなので、先に受験したA氏の予約で、その次の週に私が予約を入れました。
次回は3月13日の金曜日の予定です。
少しでも前に進めたらいいかな。
和歌山県で手も足も出なかったら、奈良県に住民票写して受験しよう!と 考えていたのですが、 今日の試験官の感じと、あの車に又乗りたいな〜♪
という気持ちがあったので、ついつい予約入れました。 |
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和歌山県の大特車両は、平針の様な後輪操舵の車両なのでしょうか?
練習した車両はどんな車両でしたかね〜?
動きがまるで違う車両は本当に難しいと思います。
方向変換が1回で出来たと言うことは、まるっとタイプの違う車両でもなさそうですね。
いずれのタイプの車両も、右左折時はハンドルをきりすぎず、目標とするラインにバケットをあわせるように、ハンドルを切り足し、あとはもどし遅れないよう出来るようコツをつかんでください。
以後の試験の報告をお待ちしております。
(管)
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