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外免審査  ヒデさんの友人 東京府中試験場  2008年5月12日


管理人様
お久しぶりです。埼玉のヒデです。
昨日5月12日に私の年の離れた友人(21歳男)が東京都府中免許センターにて普通1種AT外国免許切替試験に一発合格したのでご報告させていただきます。
 
府中免許センターの外国免許切替試験は(他の種目の一般場内試験もかも)コース図等が試験場内、待合室等になく、またインターネット等での検索でも全然見つからず、受験者当人が受験申請時及び知識確認時に配布された実技確認の手引き(A41枚の説明書きのみ)での受験準備となりましたので非常に不安がある状態でした。ちなみに当方埼玉県の鴻巣免許センターは技能試験待合室に外国免許切替コースが案内されております(1コースのみ)
 
実技確認の手引きと埼玉県の試験コースから判断して(管理人さんのHPにある外免コースも参考にしました)課題は右左折・S字・クランク・指示速度(東京は外周50K)・障害物停車及び発進停止・信号通過(東京は黄色点滅・赤色点滅あり)・見通しの悪い交差点の通過を教習所にて5時間貸しコース・貸車にて私が指導員で同乗し、練習いたしました。(教習所によってですが1H3150〜3500円)
 
練習内容は右左折の寄せ・左折小回り・右折大回り・クランクとS字は進入退出が右・左わからないためとりあえず一番難易度の高い左折進入左折退出で練習させました。
受験者当人は日本・香港の2重国籍なので(免許証は香港の免許証+国際免許証所持)言葉の意味は全然問題ないのですがやはり日本の試験場基準が香港とは全然違うらしく最初の2時間はかなり困惑していました。
特に進路変更の3秒前&30M手前の寄りは意識すると進路変更の前にブレーキでかなり減速してしまったり、速度維持しながらやるようにと指示すると逆に合図が遅れてしまったり。なかなかいきなり癖を直すのは難しいですよね。
また、外周等の交差点でないカーブの途中でブレーキを掛けてしまったり・・・。見通しの悪い交差点での徐行の意味・優先判断等。課題は意外に難問で埼玉県の外免切替の受験者の外国人の方々がなかなか合格しないのを改めて実感いたしました。(元々右側通行の国の方が多いですしね)
 
1回目の受験日に練習もかねて東京の都心部の彼の家から私の車を本人に運転させて(国際免許証で)府中免許センターまで行き、9時10分頃試験開始となりました。彼は受験番号3番になりました。(この日の受験者は午前8名でうち彼を含む3名が合格、お一人はアフリカの方で受験回数6回・教習所等での練習なし もうお一人はアジア系の方で非公認?の練習場で8時間ほど練習して4回目で合格したそうです)
 
上記のように受験コースはわからないのですが最初発着点をでて慣らし走行区間(50M先くらいの青いポールまでらしいです。)ポールから右に出てコース内に入る一時停止を右折→内周→(途中不明)→交差点右折&右折先に障害物(進路変更不要・そのままよければよい)→すぐ右折進入クランク右折退出→(途中不明・距離はあまりないらしい)右折進入S字右折退出→(途中不明)途中不明発着点というコースみたいです。(あいまいですいません・受験者本人談です)
 
彼の前に2番の受験者の方は彼が後部座席で同乗している状態でしたので受験前に前の人の運転は参考にしないように・後ろから見ていて悪い点に気づいたら自分の参考にするように・最後に試験官がアドバイスをするからその注意点が聞こえるなら良く聞いておくように指示をしておきました。(彼が1回で合格する可能性は30%位かなと私が思っていましたので2回目の受験に試験官の判断基準を少しでも参考にできればと思っていたためです。)
 
実際には前の方は不合格で3番目の私の友人が発進前準備(シートミラー等)をしているときに試験官が窓を開けて2番の受験者の方にワンポイントアドバイスをしていたのですべて聞こえたそうです。
指摘内容は
右左折の寄せ
場内の速度(加速不良・試験中にも3回注意されていたそうです。速度遅すぎ)
進路変更のタイミング(遅すぎ)
右左折後のふらつき
 
友人の彼のスタートです。いきなり彼は慣らし走行区間終了の青いポールで一度とまるのですがポールから2M以上はなれ、(汗・減点はないでしょうが・・・)最初の一時停止から右折で内周に入るときに大きく(実際はまたいだ)右折の標示を大胆に踏んで行き(大汗)こりゃだめかな〜と思いながら待っていました。実際は2番目の方が非常に速度が遅く、発着点まで戻るのに時間がかかっていただけなのですが私の感覚で異様に早く発着点に帰ってきたために途中でお帰りか〜と勝手に思っていました。府中のコースは木が非常に多く、コースのなかでどこを走っているのかは全然わからないのです。
 
帰ってきた彼は「試験官に100点!すごくうまいよ」だけだったと言われ、私の頭は????でした。(最初の右折標示を踏んだのは?みたいな・・・)
 
彼は落ち着いていたみたいで試験官が受験者の表情や目線を見るミラー(府中にはあるんですね)を安全確認のときに毎回見ていたそうです。
試験官が首をかしげた?ような動作をしたのは
1 最初の右側標示を踏んだ時
2 S字を右に出るとき2車線でそのあと1車線になるところがあるそうなのですが最初右側車線→進路変更で左側車線に進路変更して走行したとき(通行帯違反。実技確認の手引きにも2車線の道路は左側通行帯を通行するようにと明記してあります。)
 
の2点だったようです。なのに100点???
 
私の推測と彼が見たほかの受験者のかたの運転操作を参考にすると
1 安全確認(発進時確認・巻き込み確認・見通しの悪い交差点など)をあまりしていない
2 右左折の寄せをあまりしていない&左折大回り&右折小回り(下手すると右折後ライン踏んで右側通行)
3 加速不良・減速が甘い
 
この辺で減点超過になってるように思えました。逆を返せばこの辺ができていればある程度試験官の採点は甘くなるのかな?と。試験の点数は申請書等には明記されていませんでしたので実際の点数はわかりませんが恐らく試験官が彼に対して今みたいに安全確認してしっかり運転するようにと今後の自信になるようにの意味をこめての幻の?100点宣告だったのかなと思いました。
 
また、彼の感想ですが私は非常に厳しく指導しました(右折はラインの太さ1本分以内の寄せ。左折は40センチ目安。右左折後のS字状のふらつき・交差点進入前の安全確認)試験を受けた感想はそれくらい厳しく練習したから1回で合格したと思ったと言っていました。我流で去年の夏に1度切替をしようとして知識確認までしていたのですが実技は学校の都合で受験していなかったけどそのときではまず緊張感と技能不足でまず合格はしていないだろうと分析していました。
 
受験前の的確な練習は不可欠ですね。また外国免許切替試験がとりあえず府中免許センターは基準がすこし甘めなのもわかりました(合格率は3/8です)
 
東京の外国免許切替試験はほとんどネットに情報がない(コースはわからずじまいでしたが)為に寄稿させていただきました。外国免許試験に今後挑戦する方がんばってください。
 
 
こんな感じでしたので掲載されるかどうかはわかりませんが(受験記欄に外免がないため)参考程度としてお読みください。
 
ちなみに私は14日けん引2種3回目&天気がよければ木曜・金曜で大型二輪2回目以降を受験してきます。
 

寄稿ありがとうございました。

外免審査の体験記は今後もなかなか出てこないと思いますので、貴重な寄稿になります。

ずっと安全運転で行かれるようお祈りします。

管理人


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