読者の取得記録
ヒデさん 埼玉県鴻巣試験場 普通二輪小型AT限定2008年3月取得
他人がらみで先行受験(体験)ということで私がチャレンジしてみました。原付暦は15年ほどあるのであとは大型特殊一種・二種の受験の経験を生かせばなんとかなるかな〜?位の気持ちで試験に挑みました。
試験1回目(2月29日)
埼玉県の二輪試験は当日受付順の予約なしのため、8時30分ピッタリに1階試験ゲートを通過。程なく2回技能試験待合室にて受付をすます。ヘルメット・グローブ(ワークマンで500円程度の手袋型で十分です)・裾を止めるバンド・長袖(冬ですから当然ですが)を用意してあれば問題ありません。試験官のチェックも受付時に行われます。
9時半頃から受験説明が始まり、試験開始は10時過ぎからでした。試験順番は受け付け順に大型・中型・小型混合です。私は小型の2番で受験順番は9番目(午前ギリギリ)でした。
順番の2番前になるとプラットホームに下りて準備をします。インターホンに受験前申告をしたらバイクに向かい発進準備→試験官の「出発してください」の合図があったら発進します。
まず外周を60Kで走行。カーブでは20K以下に落としバンクさせないで走行し、指示速度・S字・見通しの悪い交差点・右折・踏切・坂道・クランク等法規走行をこなしていきます。
(法規走行のポイント)
停止時は左足で必ず着地
発進時は念のため左・右両方の後方確認と前方の左右確認を必ずする。
通常走行位置は縁石から1M(水切コンクリートの倍の幅くらい)
右左折時はタイヤが水切りとアスファルトの境目位になるようにする(50センチ)
進路変更で寄せているときは加速はしなくても大丈夫だが寄せきった後にまた加速する。
中央幹線の1車線道路(試験待合室から9番交差点のライン)は安全確認の必要な交差点が見通しの悪い交差点以外にも3箇所あるので必ず安全確認をしてから通過する。
クランク・S字の出口で大回りしない。出る方向の逆側に寄っておく(狭路内は曲がる側に寄せる必要はない)出たら元気よく加速する。
ウインカーの位置を守る。
以上の事に気をつけていれば減点はされません。実際に私も法規では問題なしと試験官に言われました。法規走行を終わって課題コースに入っていきます。
(課題コースのポイント)
ちんと速度をつけて橋にのってしまい、安定したら1,2回左ブレーキ(後輪)とアクセルを同時に開けながらブレーキを掛ければ時間は問題なくクリアできます。落ちそうになったら渡ってしまうこと。フラツキは車輪を見るとふらつくので少し遠め(橋の終わる辺りか波状路付近)を見て通行する。
急制動は十分助走で30K出ますので35K位をキープしてパイロン手前でアクセル離し、パイロンが視界から消えてからブレーキ(右ブレーキ前輪だけジワーっと。後輪は極端に言うと触る程度)を掛ければ実際は余裕で止まれます。思い切ってビビらないのが一番成功の近道だと思います。
実際の試験では1本橋10秒近く粘ってしまったらしく、秒数よりも足がパカパカ開いていたので乗車姿勢でー10点、最悪でした。
急制動は1回目は手前制動でやり直し。2回目は速度不足で試験中止でした。
試験官のアドバイスは上記課題コースの2点。法規は減点なしとのこと。次回は合格しましょうと励まされました。
試験2回目(3月3日)
2回目の試験は1回目と同様に法規コースは試験を何回も試験場で受けてるので近所にタバコでも買いに行くような気軽な感じで回りました。やはり4輪と違って2輪は脱輪や接輪を気にしなくていいので非常に楽です。
課題コースではまず一本橋をスーっと5秒位?であっさり通過。急制動は35K確認してそのまま走行し、パイロン手前でアクセルオフ&ブレーキで指定ラインの1M位手前に停止。左足できちんと着足も出来ました。
無難にこなして発着点へ。インターホンで試験官の講評は「ほぼ問題ないです〜仮合格です」だけ。ミスがほとんど無かったことを確認しました。
取得時講習
近所の自動車教習所に3時間の取得時講習に行き、無事終了証明書をいただきました。
交付
けん引1種試験合格時に併記免許にて申請交付。やすくあがりました。
後日談
ちなみに私は先行受験で試験のやり方やポイントの調査みたいな感じで受験したのですが私の合格の後、彼女が小型二輪AT試験を1回で合格いたしました。女性でも小型二輪AT技能試験は難しくないと思いますのでお勧めできると思います。
寄稿ありがとうございました。
具体的な説明ありがとうございます。
これから受験する人にとって、とても分かりやすい説明だと思います。
管理人