読者の取得記録

普通二種AT限定 STOさん 秋田 2016年12月取得 試験5回 練習なし


[け引二]取得後、引続き鴻巣で[普二]を狙うために情報収集していたが、
秋田に転勤になったので、秋田県免許センターでの取得となった、
何十回?と走った勝手知ったる鴻巣のコースをもう走れないのは少々寂しい気もするが、ここは気持ちを切替えてやってみよう。

秋田県免許センターで普通免許を取ったのは20ン年程前であり、当時は仮免は確か数回は落ちて、
路上試験はすぐ近くの練習所で習ったおかげで1回で通った記憶がある。
以下、路上コースには名前が無いので仮名です。(1年ほど前のものですがメモを見て思い出しながら記述しました)


1回目(10月下旬:方向転換左バック+鋭角右進入:路上Aコース:信号無視で試験中止)
場内を無難にこなし、路上へ。
停止指示の2回目でサイドブレーキ+Pレンジに入れるのを忘れた、
住宅地の交差点で信号無視によりブレーキを踏まれ試験終了。(試験官は試験終了とは言わなかった。)
それでも以降の停止指示は全て指示があった。
最後の方の30キロ区間で標識を見落とし40キロ出してまたブレーキ踏まれる。
(アドバイス)
AT申請は珍しいですね。
どうでした?と聞かれたので土地勘が無いので走りずらいと答えると、
タクシーは土地勘無いところも走らなければならないと言われた、仰るとおりではある。
(感想)
普通免許時代の路上試験を思い出し事前にコースを何通りか想定したが全然方向が違っていた。
新しい道路が出来ていたり環境が違い過ぎ住宅地は全く知らない場所だった。
次回このコースに当たったときの為にバッチリ仕上げておこう。
1回目で路上に出れたので数回で合格か。(この自惚れがアダとなる)

2回目(11月中旬:縦列駐車+鋭角右進入:路上Bコース:場内縦列駐車で試験中止)
場内は方向転換ではなく縦列駐車を指示された、超ビックリ。
場内で縦列駐車を行ったのは遥か10年位前の大型1種の時だったので、
駐車場所に行くまでにどの様に行ったかを必死で思い出しながら駐車を開始。
確か右側面を後奥角のポールに合せてバックだったような。
駐車を完了したと思ったら、「後ろがポールに当たってます」との事。
鋭角やって無いのにそのままお帰りコース。路上Bコースは数秒間見せられただけでは全部を把握できなかった。
(アドバイス)
ポール接触は事故扱いになるので、試験中止となります。
(感想)
何度も見学したのに縦列駐車は一度も見なかったため、
方向転換しか試験が行われないと勝手に思い込んでいた(サンプルが少なすぎたか)、
縦列駐車を練習せねば。試験料高いのにすぐに終わってはもったいない。

3回目(11月下旬:方向転換左バック+鋭角右進入:路上Cコース:場内鋭角で試験中止)
1回目と同じ試験官、縦列駐車を練習したのに方向転換だった。
次に鋭角内で左折するのだが念のため2回切り返したが、鋭角内側に左後輪を脱輪させてしまった。
帰りは外周を回らせてくれた。
(アドバイス)
もっと車両に慣れましょう。
ここ(プラットホーム)からそこ(方向転換場)まで、自分の運転をしている。
(感想)
縦列駐車を練習したのに方向転換だった。
鋭角内で2回目切返しでは、バック時にハンドルを右に切ると左(鋭角内側)に寄り過ぎる様だ、気を付けよう。
この頃は次の試験予約が2週間掛かるので間隔が空くと言ったら、試験官が自動車学校へ行けば直ぐ取れますと言った。
直接試験でなかなか免許が取れずを諦める人が多い様で
自動車学校を勧めている訳ではないが直ぐに免許が必要であればとその方法もあると。
試験官が自動車学校を勧めるなんて、、、、自分も諦める人に見られたのだろうか。
自分の運転をしているとは、法規通りでは無いということなのか。
いくら採点をしないからと言って身勝手は運転をしていては印象はよろしくないはずなので、
採点をしない区間であっても採点をされるつもりで運転しているのにちょっとショックと言うか納得がいかない。
確認、合図、寄せはちゃんと行っているし、
アクセルとブレーキングは丁寧にしているのにまさかそんな事を言われるなんて。
具体的に聞けば良かったかなぁ、聞いても「ここは自動車学校では無いので教えられない」と言われるのがオチではあるが。

4回目(12月中旬:方向転換左バック+鋭角右進入:路上Aコース:転回で中止)
路上は1回目と同じコースなので合格すると意気込んで行きましたが。。。。。。
転回指示で前からの車が途切れるのを待っていたのですが結果的に待ち過ぎたようで、
「STOさん、いつまで待っているのですか、お客さん乗ってますよ」と言われる始末。
結局これが致命傷となり、以降の停止指示は無くコース通りに帰った。
どうも当地では前からの車を延々待つ必要が無く、ある程度対向車との距離があれば直ぐに転回することが必要のようだ。
(試験官毎に異なるのかは不明)
(アドバイス)
転回時に何故あんなに待つのか、(前からの車を妨害しないためと答えたところ)
後ろで止められている車には妨害していることになるとの事だった。
それから前後の止めていた車に対してハザード出したり何か合図とかコミュニケーションを取りましたか。
橋の手前の交差点での左折はゆっくりし過ぎ(時間が掛かり過ぎ)、確認などは余裕をもって終わらせること。
方向転換のバックで左後輪は脱輪扱いとした。
(感想)
転回時のタイミングについてはローカルルールらしい、ならば次回はそうしよう。
コミュニケーションについては、確かに試験官が止めていた車に対して手を挙げていた、
止めていた車に対して挨拶出来る余裕くらいが必要と言うことかな。
しかし緊急時でも無いのにサンキューハザードを警察官が推奨するのはどうしたものか。
(1回目試験の路上では転回時は結局前後の車を止めた形になったがその時は今回の様なアドバイスは無かった、もっとも信号無視やらスピード違反やらでそれ以前の話ですが)
この辺りは自動車学校ではどう教えているのだろう。
転回時のタイミングとサンキューハザードについては、
取得時講習のときに聞けば良かったとこのレポートを書いていて思い出した、
もう自動車学校に行く機会は(免許取得においては)たぶん無いし。
1回目と同じコースなので転回時の対処が良ければ(対向車が直ぐに途切れていたら、
運が良ければ)、合格していたかも。(その場合はローカルルールは分からなかったのだが)
橋の手前の交差点とは、その手前にも交差点が短い間隔で連続で有り少々忙しいところなので雑になったかも。
方向転換で脱輪扱いになっていた、また場内課題が出来なくなってきた。

5回目(12月下旬:縦列駐車+鋭角右進入:路上Cコース:合格)
4回目と同じ試験官、場内はやっと縦列を指示された。
練習の甲斐があり一発でOKをもらう、鋭角は無理せず2回切返し、2回目バックではハンドルを切らずに真直ぐ下がった。
切返し時に試験官の足が視界に入ったがブレーキに足を乗せていた。場内からすぐ止まれる体制なのですね。どんな輩がどんな運転をするか分らないので無理は無い。もっとも場内での接触なども場合によっては試験官の責任が問われるのだろう。
路上は未だ試験では走ってないCコース。
転回が終わってもしばらく停車指示が無くてミスをして試験中止になってかと思っていた。
やっと1回目の停車指示が有り試験中止で無いのが分かった。その後停車指示が続いて後は帰るだけ。

(アドバイス)
発表を待っていて下さい
(感想)
ようやく合格、取得時講習の書類をもらって終了。
場内で試験中止となった2回分がもったいないが、何とか合格できた。


(練習方法)
自分の車(試験車両と似たようなセダン)で練習出来たので練習費は0円、
普段はバス通勤なのだが車を使った時は帰りに路上試験を想定してやや遠回りで帰ったりした。
鋭角や方向転換は会社の倉庫に落ちていたワイヤプロテクタ(LAN配線などをカバーするもの)などを並べて行った。
ポールを自作するためやはり倉庫に落ちていたブックスタンドとワイプロを組み合わせて練習に使った、材料費0円。
縁石に見立てる為の白線が有って他の駐車車両に迷惑が掛からないスペースを取れるところを探し出し練習。
時間を掛けるよりは短い時間でも回数を重ねた方が練習になる気がする。駐車場では煙たがられる前にサッと引き上げる。

(場内試験コース)
試験場の場内コースは路面が周りより高い「浮き」コース。
水切りの無い縁石のため左寄せの確認が少々やり難い。広々していてバックストレートは結構長い。
地形により東側と西側で高低差がある、したがってバックストレート以外で東西を行き来するには必然的に坂道を通ることになる。
坂道発進用の山は別にある。
場内コース種類は例えば仮免では少なくとも6種類はあり一覧では掲示していない、
当日の朝にコースが貼り出されている、しかもコース名や番号も表示されていないので仮免もどれほどあるかは不明、超不親切。
普通2種は、先に方向転換(左バック)か縦列駐車を行い、鋭角は毎回右進入(鋭角内左折)だった。
コース開放日が月に一度あり、車持込みで練習できるが、今回は利用しなかった。

(路上試験コース)
路上コース種類についてもどの免許種別も公開されていない、普通2種は少なくとも3コースあり。
車に乗ってから路上コースを提示されるシステムであり、パターンを掴むまでは攻略は難しいと言える。
受験する側からするとかなり効率が悪い。
試験官が道を指示してくれる事になっているが、それが合図などのタイミングと合う保障は無いので、
道順は事前に覚えていたいところではある。
路上コースで試験中止の場合でも試験コースで戻してくれた。
停車指示は歩道の有り無しや白線の意味など全てのパターンが試される。

(合否結果)
明らかに不合格にも関わらず「発表を待っていて下さい」とアドバイスで言う時があるので不親切。
合格時も不合格時も書類の返され方は同じなので発表まで合否が分らない。

(その他)
昔はコース図は売店で買えたような気がしたが、売店自体が無くなっていた。食堂は開店していた。
ホールは今見ると余り広くない感じ、普通免許の時は発表までポツンとホールで待たされた記憶がある。
電光掲示盤は今風になっている。
普通2種はMTでは150クラウンで行う様だが(自分以外の他の受験者は全て)、
自分はAT申請だったので全てインプレッサ(4代目)だった。クラウンに乗れると思っていたのに残念。
コンフォート系は無し、Y31セドリックは既にお役御免となり、駐車場の中で移動柵となっている。

(取得時講習)
大手の自動車学校に申込んだが、講習は1カ月後以上待たされた、月1回のペース。
そして受講者は自分1人だった。その為講習以外にも指導員と色々と話が出来た、最近の学校運営は厳しいらしい。

(今後)
次は大型2種を取りたいが、普通免許で利用した小西自動車教習所が廃業してたのが残念。
バスの練習をする場所が無い、って言うか当地では普通車も練習するところも無くなっていた。
大型2種対策をどうしようかと思案中。


けん引二種(鴻巣)に続いての寄稿ありがとうございます。

大型二種にも匹敵するけん引二種所持のお方が、普通二種でこんなご苦労されたとは、信じられません。

油断大敵、気を引き締めましょう。お互いに・・・

平針管理人


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