普通2種 hoppiさん 千葉幕張試験場 2008年2月12日取得 試験回数1回
取得費用:技能試験7,700円、取得時講習費27,600円、材料費3,000円、ガソリン代+免許交付手数料2,100円(IC免許証) 計40,400円+ガソリン代
初めまして、hoppiと申します。
長文失礼致します。
先日普通二種(AT限定)を一発試験で取得しましたので、体験記を投稿させて
いただきます。
●準備編
(1)ここの掲示板などの二種免許に関する過去ログを参照し、安全確認法を把握した後自分の車で練習
(2)路上試験コースを時間が許す限り反復して走行練習。同時に停車可能場所を改めて把握。
→千葉県は路上試験コースは非公開で色々と掲示板を回って情報収集しました。
(3)上記の練習の際、停車の練習と片側一車線の道で繰り返し転回の練習を実施
(4)駐車場にてホームセンターで買った細長く安い角材+おもちゃのパイロンで、 鋭角コース・方向変換縦列駐車のレイアウトを作り練習。
併せて運転席から見たときの車の前後5m、10mの距離感を掴む練習(直前停止で交差点やバス停から離して停まるための練習)
●試験編
(1)当日の普通二種の受験者はMT2名、ATは私のみ、の計3名。先にMTの試験を実施。
2名とも場内をクリアし路上へ。しかし両名とも不合格の模様。
(2)試験官よりAT車を出すとのことで、車を待つ。事前説明で「黒い車」と聞いていたので気付かなかったがAT車は白のクラウン(?)であった。
車に乗り込み、サイドブレーキの操作法を聞いて(私の車と違い、足でかけてレバーで解除するタイプ)
いよいよ試験開始。ちなみに同乗者は無しで試験官と私の2名だった。
(3)まずは場内。右入りの鋭角と、右方向変換だった。練習の成果が出て鋭角は切り返し1回、方向変換は切り返しなしで余裕で脱出できた。
(4)特に問題なかった様でいよいよ路上。
(5)課題は以下の内容だった
・試験場を出てすぐの道の駐車禁止標識で指定場所停車
・そのあと住宅街の道で転回(反対車線から車が来ましたが減速させること無く転回が出来ました)
・更に進んだ準幹線道路のバス停と交差点が連続する地点で停車指示(引っ掛け指示)
・その先のスーパー付近で停車指示
・最後千葉県の路上試験では有名な「川沿いの広い路側帯のある道」で停車指示全て指示があってすぐに止めることが出来ました。
ここで5m,10mの距離感を掴む練習の成果が出ました。
(試験官が降りて距離を確認するぐらい絶妙な位置に停めていたようです)
(6)免許センターに戻る途中の陸橋で京成の連接バスがワゴン車に追突して止まっており、試験官とその会話をしながら発着点に戻る。
降りたら助手席側に回るようにとの指示が出たので駐車措置後助手席側に回ると「全然大丈夫です。
待っていてください」のお言葉。内心一発合格に驚喜しつつも冷静にお礼を言って待合室に戻る
●私なりのアドバイス
(1)全般的な運転
・私はAT限定で受けましたが、シフトチェンジの際は手元のシフトレバーは見ずに操作すると試験官は「こいつは素人ではないな」と見てくれると
思います。
今の車は殆どメータ部にシフト表示がされますので、それを見てシフトチェンジしましょう。
・場内課題は何回か練習すればすぐにクリアできると思います。鋭角コースは自分の体が内側の△の頂点を過ぎたら曲がり始めると良いです。
とにかく奥に入って曲がるのがポイントです。
・「メリハリ」は重要ですが、それよりも「滑らかさ」のほうが重要のように思います。加速・ブレーキも滑らかに行い、特に止まるときはガックンと
ならないようにすると試験官の印象が非常に良くなります。
・制限速度付近で走るのが原則ですが、回りの状況によってそれよりも低い速度で走っても問題はないように思います。私の場合、住宅街で信号のない横断歩道が
連続する40km/hの道では、30km/h前後でトロトロと走りましたが何ら減点はありませんでした。
・「歩行者保護」は最重要です。信号のない横断歩道付近に人がいるときは、その人が明らかに渡らない、もしくは違う方向を向いていたとしても、横断歩道の停止線手前で止まれるよう減速し、その人を直接目視しましょう。
(私はこれをやったら試験官がニコニコしていました)
もちろん人がいないときは減速せず手前で左右確認後の通過で構いません
(2)指定場所停車
・何らかの目標物に後部ドアを合わせて停める場合、真っ直ぐ前を見たままで目標物に近づいたら微速まで減速し、目標物が視界から消えた瞬間止まるとピッタリと後部ドアの真ん中に合わせられます。(ヒトの視界は180度+α)
何回か練習すれば簡単にできるようになります。
私もセルフスタンドなどで目標物に合わせるのが得意になりました。
(3)停車課題1
・これは状況判断力と道路交通法の知識の2つが問われますが、私の場合は-停車指示が出た瞬間目視確認後すぐにウインカーを出しアクセルを離して減速。3秒後に目視確認後左寄せ-そしてパッと周りを見て停車可であればすぐに停車。
-横断歩道やバス停・交差点があった場合、横断歩道と交差点では車1台分離して停められそうであればすぐに停車。そうでない場合はまっすぐ前をみたまま左寄せラインのまま通過し、さらに車1台分離して停車。
(バス停の時はバス停のポールから車2台分離して停車)という感じで行いました。
指示されたらまず停車動作に入り、その後ゆっくりと停車可能かどうかを判断しても遅くないと思います。
(4)停車課題2
・車庫や駐車場の出入口、店のド真ん前でもそこが停車可であれば遠慮無く停まりましょう。私も駐車場の出入口を塞ぐ形で停車しましたが問題ありませんでした
・停車時・左寄せは外側車線・路側帯とで異なります。きちんと把握しておきましょう。歩道がある場合は無条件に白線のラインを割って寄せて
歩道縁石30cm以内に寄せて停まります。(接輪スレスレまで寄せて停まると試験官の印象アップ)
歩道がない場合は路側帯です。左寄せ時はこのラインを絶対に割ってはいけません。さらに注意しないといけないのが、路側帯の幅が75cm以上ある時と無いときです。75cm以上あるときは一旦ラインぎりぎりに寄せて停まった後、左後方目視確認後に75cmの幅が空くようにラインを割って
寄せて停車しましょう。(厳密な75cmに試験官はこだわっていないようであくまで停車法を見ているようです。タイヤ1本分だけ割るつもりで
いけばよほど広い路側帯でない限りオッケーです)
(5)転回(片側1車線の切り返しをしないといけない場合)
・まず左寄せで停車し、右ウインカーを出して右いっぱいにハンドルを切って一気に回り込み、反対車線ギリギリまで行き、目視確認後すぐにバックして切り返し、右ウインカーを出し直して転回します。
・ポイントは「以下に素早く確認して転回するか」に尽くと思います。
最初の右回り動作では、停止前に既に目視確認を初めて停まった瞬間シフトをRに入れて(手元は見ない)、すぐにバックして切り返しその切り返しの停止前に発進時の目視確認を開始し停止後すぐにDレンジに入れて発進出来るようにすると良いです。しかしこの動作は意外に難しいので事前に何回か練習する必要があります。わたしはこの動作をマスターしてからは転回が非常にスピーディーに行う事が出来るようになりました。
上記(1)〜(5)をマスターすれば普段の運転も非常に滑らかにかつ素早く行うようになると思います。(私も家族から明らかに普通二種前の運転より上手くなったと言われました)
長くてすみませんでしたが、以上が体験記です。
普通二種は結構難しいとよく言われますが、きちんと安全確認をして、冷静に運転すれ
ば一発合格も決して夢ではないと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
普通二種合格おめでとうございます。
初回で合格できたのはしっかりした準備があってこそではないでしょうか。
これからも安全運転を
管理人