読者の取得記録

けん引一種  The CaSO4さん 愛知平針 2009年7月取得  試験1回 練習7時間


初めまして。The CaSO4 と申します。
7 月 16 日 平針で無事けん引一種を取得できました。
こちらのサイトの情報をかなり活用させていただきましたので、そのお礼の意味で体験談を送らせていただきます。

新普通免許取得からまだ 1 年に満たない 19 歳大学生ですが、

2D 自動車シミュレータのトレーラーモードにハマって免許取得まで決意してしまったヲタク予備軍です(笑)
普通とけん引だけで何するん?

と周りからよく言われますが、勢いだけで突き進みました^^;


練習 1 回目(○谷川教官)
それまでは 2t ロングまでしか運転したことのなかったため見慣れないシフトパターン、入りにくいギア、エアブレーキなど非常に戸惑いました。

401 号車は半クラッチ領域が狭く、2t ロングの時は全然したことなかったエンストも数回…。

さらには踏切内でも焦って変速してしまい、こっぴどく叱られました^^;
方向変換云々よりも、動く & 止まるといった基本動作に苦労してしまっている現実にショックを隠しきれませんでした(汗)
とはいえ、一応トレーラーの動きはシミュレーターで分かっていたので右方向変換に自力で挑戦してみると、何と真ん中左寄りに一発。

しかしやはりまぐれだったようで、以降は折れすぎたり流れてしまったりでそう簡単には入ってくれませんでした。

練習 2, 3 回目(○下教官)
2 限連続だったので、十分にイメトレを積んでから臨みました。
知っているだけで改善された点は多く、ギアチェンジやブレーキングなどはかなり改善できました。
次に見えてきた課題は右折時の右後輪の誘導。

ハンドルを切るタイミングも重要ですが、右に寄せすぎないことも大事なようです。

そもそも、(中央分離帯ではなく)中央線ギリギリに寄せるとミラーが反対車線にハミ出てしまい良くないらしいです。
S 字は正しいラインで進んだ時に縁石がフロントガラス下部のどの辺りに消えていくかを覚えればかなり楽に通過できると分かりました。

ただし、脱出直前の一時停止場所付近は左後ろの道路から来る車の確認が非常にしづらいです。

行けると思って出て行くと左後ろの道路からコンフォートが右折してきたりしました。

左前に見える交差点信号を参考にすると良いかなと思います。
右バックは入ったり入らなかったり。

初回に比べて成功率がちょっと上がったかなといった程度。

後ろの窓越しに台車左後ろの安全確認もするようにと言われました。

それから真っ直ぐバックする時の後方確認は運転席側の窓から顔を出してやりましょうとのこと。

ただしこれだと台車が少々曲がっていても気付きにくいので、自分はサイドミラー越しの後輪の見え具合

(右後輪が大きく見えればヘッドが右に折れているなど)を頼りに調整していました。

練習 4 回目(○谷川教官)
「アクセルワークとクラッチの繋ぎ方が悪い。」と言われてしまいました(笑)
一種とはいえ試験官の心証に関わるかなと思い以降はより気を遣って走行することに。
右方向変換、あまり縁石のカーブに沿わせようとするのではなく、少々流し気味に入口へアプローチ、お尻が入ってから折り足すやり方を教わりました。

練習 5 回目(○谷川教官)
前回教わったバックの仕方で右バックはほぼ 100% 入るようになりました。

たまに折り足しすぎて後半伸ばし切れず、ヘッド左に振って修正することがありました。
初めて B コースにも挑戦しましたが、左方向変換はそれほど難しいとは感じませんでした。

むしろ右バックに比べて全体が見渡せる利点があると感じました。
難しいのは左折です。

途中まで上手く行っても後半左後輪がインに食い込んできますので、早めにハンドルを戻してやる必要があります。

分かっていても何度か水切りを踏んでしまいました。
余談ですが、練習 5 回目にしてようやくエンストゼロを達成です(笑)

練習 6 回目(○下教官)
この日は調子が悪かったです。クラッチペダルの繊細なコントロールができず、ぎこちない運転。
方向変換は入らなくはなくなりましたがハンドル操作が忙しかった。
S 字は 3 速クラッチ全繋ぎのアクセルちょい踏みでスムーズに通過できるようになりました。

練習 7 回目(○下教官)
試験前日の練習ということで A、 B 両コース見てもらいました。
方向変換は今までで一番出来が良く、少々ハンドル操作が忙しいものの良い感触。
教官のご指摘は、右左折に関して、右折で出ていく道路と入っていく道路の中央線や三角を踏まないこと。
左折は縁石から離れ過ぎたり水切りを踏んだりしないこと。
形にはなってるから頑張ってくださいとのことでした。


試験 1 回目(A コース)
途中 3 回ほど試験官の手が動いていたような…。
方向変換は、左に流れてしまったので一度少し前に出て折り足し、無事真っすぐ収まりました。
402 号車は 401 号車に比べて運転しやすかったこともあり、終始スムーズに進められた感じです。
半クラもシビアでなく、パワステも良く効きます。

ただし左ミラーが広角になっていないのは左折時に不便でした。
完走しホームへ戻ると
「何回練習した?」 
「7 回です。」 
「結構やっとるなぁ。練習の成果が出とったよ。安全確認もよくできとったし…

ただ、第 2 通行帯に左折する時に頭突っ込みすぎとったんじゃないか?

もうちょっと何て言うか、なめらかに曲がってきゃーえぇ。

方向変換は戻しが早すぎたな。

はい、じゃあお疲れさん!」 
ギャラリーの方からも上手く乗れていたとの言葉を頂いたので、ドキドキしながら発表を待ちました。
結果、合格です。70 点でした。どこで 30 点も減点くらったか未だに分かりませんが…。
何はともあれ、情報提供していただいた他の受験者の皆さんに感謝していますm(_ _)m
平針のけん引試験車が更新されたら二種にも挑戦してみようかなと思っています。


寄稿ありがとうございました。
方向転換でやや少なめに折っておいて、口元で折り足すやり方は大正解です。
平針のトレーラーですと、結構折れすぎたかなとか、流れていってしまいそうだとかでも、急いで大きくハンドルを回せば間に合うことも多いです。

ショートトレーラーですと、この辺がもっとシビアなんですけどね。
少し前に出て修正しなおすことも良い判断だったと思います。

平針では一種の合格点はほとんど70点としたものでしょう。

合格していれば問う人もおりませんし。

よほど完璧にやって75点、80点以上の人はほとんどいないのではないでしょうか。

二種で80点もらうより、一種で75点取るほうが難しかったりして・・・
平針のけん引車両、いずれ新しくなるのでしょうか?

その時は、是非けん引二種にも挑戦して頂きたいと思います。(管)


読者の取得記録TOPへ