読者の取得記録

けん引二種  EOS−RSさん 府中 2007年6月13日取得   試験8回

平成19年6月13日(受験申請)

午前中に大特2種試験に合格事し、免許が交付されたら試験申し込みを行う。

13:00の免許交付までに時間があるので、深視力検査対応の為にタオルを水で濡らして免許が交付されるまで目を冷やす。

交付後、受付に戻り併記申請書を申し込むと係官から「仕事で全部使うの」と聞かれたが、素直に使わないと答えた。

「手順は解るよね」と聞かれたので、これまた素直にハイと答え、併記申請書の必要事項記入、証紙購入、適性検査を受ける。再検査を覚悟で深視力を受ける。

最初は全く合わなかったが、2回目は見事に合ったので、再試験無しで適正検査終了。

3F38番の技能試験申込窓口に行き併記申請書と免許証を提出してコンピューター入力を行って貰う。

係官から呼ばれたが係官は免許証を見て「予約の仕方わかるね」と聞くのでここでも素直にハイと答えコンピューターで試験予約を行って試験申請は終了。

 

平成19年6月19日(1回目 UD、Bコース左バック)

1種7名、2種3名で2種1名だけが合格の様でした。

試験官からのアドバイスは、ハンドルを回す量や、車体を真っ直ぐにすることはできていますね。方向変換は全体的には良いですね。

最初は良かったのですが、もう少し折れてから角度を維持することと、伸ばしのタイミングが早かったですね。あと、寄せが足りなかったこととトレーラーを折るタイミングが遅かったですね。

縁石にもっと近づけないと入らないし、寄せが足りないと伸ばした時に右側が脱輪します。

脱輪は無かったのですが、結構ぎりぎりでした。

惚けて、教習所より狭いですねと聞いたら、教習所の大きさは解りませんが、試験場は全て規格で作ってありますよ。と教えてくれました。

試験場が狭いのではなく、教習所が広いのかと思いました。

不合格でしたが、方向変換の雰囲気が掴めた事と、入らなかった理由が自分が思っていた事と試験官のアドバイスが同じだったので、今回の目標は達成出来たと思います。

それと、教習所で教わった事は通用したと感じました。

でも、合格しなければ意味ないですけどね。

8番目の方は都営バスの運転手さんで、色々とお話させて頂きました。

S字はゆっくりと入って、左後輪が脱輪しそうならトラクタを前に出してあげれば大丈夫と言っていました。S字の作りは戸塚と似ているとも話してくれました。

 

平成19年6月27日(2回目 日野、Aコース右バック)

 私の感覚が鈍いのか、方向変換場所ですが、さして教習所と変わらないと感じました。

試験官から、2回目は良い位置でバック出来ましたよ。伸ばしのタイミングが良ければ間違いなく入ったでしょう。とアドバイスを頂きました。

実は、私もそう思っていました。

トレーラーの左後輪を折り曲げ角度の目印にしていたのですが、試験場の車両はタイヤが見えなくて気が付いた時には折れすぎていました。

前回のアドバイスを今回はクリア出来、折るタイミングも掴めたので次回に繋げます。

今日は、少々火が着いてしまいました。絶対にけん引2種頂くぞ!!ってね。

さて、教習所の指導員からのアドバイスですが、教習所のトレーラーはトラクタとトレーラーの幅が、同じですが、試験場はトレーラーの幅が広いので、感覚的に方向変換場所が狭く感じるのでこの点を意識して下さい。とアドバイスをしてくれました。他の事は、話してくれませんでした。

ん〜けん引の指導員ともっと仲良くなっていればちょっとアドバイスしてくれんだが...

 

平成19年7月6日(3回目 UD Bコース左バック)

 2番目の試験、車両に乗り込み発進準備をしていると試験官から「最後の免許だねぇ〜」と言われ「ハイ」と答える。準備走行後試験開始。

スタートして直ぐ、右折、直ぐの交差点を左折しようとしたら試験官から直進と指示される。

今日はAコースのはずでは?技能試験室ではAコースになっていた。

まあ、試験官の指示通りに走行する。交差点を直進、障害物を避け右折して踏み切り通過、坂道を上り徐行して坂道通過、下り方向変換場所に入る。

車体を左側40センチほどに寄せる。

前方の道路に出て後退を始めるが後退距離が足りない。

このままでは入らないので、前方の道路に出直す。

後退開始、ハンドルを右に回しトレーラーを折る。

左ミラーを見ながらタイヤと縁石の位置関係とトレーラーの角度を確認する。これなら間違いなく入る。

ゆっくりと後退しながら、折れ角と方向変換場所に入っていくトレーラーを確認する。

良い具合に折れがついたので、角度を維持するためにハンドルを左に1回転半回して角度を維持する。

そしてハンドルを左に一杯回して車体を伸ばす。

入った、しかし切れ込みすぎて斜めに入ってしまった。

車体を真っ直ぐにして試験官からOKを貰う。

しかし、折れ込んでいたためにトレーラーの右後輪が脱輪してしまいあえなく試験中止。

試験官から、「左にトラクタを振って右に出れば脱輪しないで出られたよ。良い感じだったんだけどね。ところで教習所の指導員の方」?

小生「違いますよ。でも、なんでそう思ったのですか」

試験官「全部取りに来る人は結構、教習所の指導員が多いのでそう思ったんですよ。牽引はここで取ったの」

小生「1ヶ月ほど前に平和橋自動車教習所を卒業しました。指導員から、このまま2種行けば取得できるからと言われたので挑戦しています」

試験官「まあ、2種なら最初の切り返ししないで、後退距離をとって後退して欲しいね。

できれば一回で入れてください。

それと、もう少し真っ直ぐに入れて欲しいね。

2種だから。まあ、試験条件には無いけどそれぐらいの気持ちを持ってください」。

話をしながら発着点に到着。

試験官「ところで右と左どちらが好き」

小生「トレーラーのタイヤの位置と縁石の関係が解りやすいのと、トレーラーの折れ具合も確認しやすいので左バックです。

右は、タイヤの位置も折れ角も確認しにくいのであまり得意ではありません」

試験官「そうか、私も左バックが好きなんだよね。」

小生「質問なのですが、今日はAコースではないのですか技能試験室もAコースと有ったので、信号を左折しようとしたのです」

試験官は鞄の中を確認するとBと書いてある紙を見て

試験官「そうでしたか。今日はBコースですね。間違えてしまいごめんなさいね」

小生「ありがとうございました。取得できるまで何回でも通います」と言うと

試験官から「運転センス有るから何回も来なくても数回来れば合格できると思いますから諦めないで受けてください」

小生「ありがとうございました」

なんか人間味あふれる試験官でした。

次回の試験予約と証紙を買って試験場を後にしました。

実は、方向変換に自信を無くして上江橋に練習に行こうかと考えていたのですが、試験官から「センス有るから」と言われたのでこのまま試験を続けることにしました。

合格はできませんでしたが、方向変換に入れたことと、自信を取り戻すことができたので、心軽く帰路につきました。

 

平成19年7月13日(4回目 UD、Bコース左バック)

 技能試験室に入った時にけん引の列に人が少なかったのでもしかしたらと思ったら案の定、1番でした。

5番目以内なら気にしないので試験説明が終わって直ぐに試験車に乗り試験開始となりました。

これ以上の順番となると緊張の糸が切れてしまいます。

残念ながら、今回も方向変換で撃沈しました。

試験官より、「あと10センチほど縁石から離れていれば間違いなく入る事が出来たよ」と言われました。

運転センスはあります。あと一息です。それと方向変換までは減点は一切有りませんと伝えられ採点用紙も見せてくれました。

本当に減点は有りませんでした。

2回目、3回目、4回目共、方向変換での詰めが一つだけ甘いため、何とも悔やまれる結果でした。

と言いつつも、あと何回で合格出来るのだろうかと不安しか有りません。

 

平成19年7月20日(5回目 日野、Aコース右バック)

入りました。

あと1回切り返しが残っていた事を忘れ出る時にトレーラー左後輪脱輪で試験終了。

寄せる時ですが、前方道路と直角になっていないので縁石とミラーで寄せ位置の確認を

行わないと位置がずれます。

きっかけハンドルですが、1回転でも構いませんが折れ始めたら直立に戻して下さい。

私はこれで脱輪もせずに入りました。UDも同様です。

伸ばしが早かったので、左に寄ってしまいましたが...

教習車より伸ばしの動作が敏感の様に感じました。

3回目と同じ試験官で、前回の事を覚えてくれていてS字を走行させてくれました。

優先道路から右折しますが、右の縁石にできる限り寄せる事とトレーラーの右後輪を確

認が大切でした。

S字への進入はできる限りつっこんでからハンドルを左に回さないとトレーラーの右後

輪が脱輪します。

トラクタを外側に持って行かないと脱輪します。

S字の出口はきついためトラクタを通常の左折より前に出さないとトレーラーが脱輪し

ます。

試験官より、3回目もそうなんだけど、本当にあと一歩という所なんだけどね。

今回も悔しい思いを残して試験場を後にしました。

S字を特別に走行させてくれたH野試験官に感謝します。

前回、走行させて貰えなかった事を覚えていてくれて特別に走行させてくれたのです。

 

平成19年7月27日(6回目 UD Bコース左バック)

 今回はつまらないミスを犯して合格とならず。踏切の発進で3回エンストをしてしまう。

方向変換では後退距離が足りなかったために1回切り返し、凹部に入る。

1回切り返しを行い、トラクタとトレーラーを直列にして試験官に告げる。

ちょっと直列が甘かったようで「まあ良いでしょう」と言われる。

方向変換を出て右折後左折で接輪。S字は右回りで小さく回ってしまい右後輪が接輪。

試験官のお情けで最後まで走行させて貰う。

次回、今回の失敗点に気をつけるようにしたい。

 

 

平成19年8月3日(7回目 UD Aコース右バック)

 なんと、信号の矢印がいきなり消え赤信号になった。

慌ててブレーキを踏んだが試験官から「駄目だよ。信号よく見ていないと」と言われる

。結果、方向変換までは行わせてくれたものの、信号無視で試験中止であった。

 

 

平成19年8月10日(8回目 日野 Bコース 左バック)

 順番は3番目、いつも通り試験車に乗り込み発車。

踏切でエンストしない様に気をつけたがエンスト1回、エンジン再スタートさせたら安全確認を行い少しアクセルをふかし気味にして踏切を通過。

坂道を3速で登り、頂上付近で徐行しながら安全確認をする。

そのまま坂道を下り、方向変換に入る。

4車線ある優先道路の1車線まで車両を誘導し後退を開始する。

後退距離が足りなかったためトレーラーが凹部の右側に寄ってしまうので切り返しを行う。

今度は優先道路の2車線目まで車両を誘導し安全確認をしてから後退を開始する。

ハンドルは右へ半回転回しトラクタとトレーラーが折れ始めたらハンドルを正立の位置に戻す。

トレーラーのタイヤが縁石に当たらないかの確認を左ミラーで行う。

当たってないが、更に後退すると当たるかもしれないので直接黙視でトレーラーの左角を確認する。

既にタイヤは凹部に入っていて間違いなくタイヤが縁石に当たらないことを確信する。

縁石とタイヤは10センチも離れていない。

そのまま後退を続ける。

折れ角が120°になったのでハンドルを1回転半左に回して角度を維持させる。

ところがトラクタとトレーラーが折れるので更にハンドルを半回転左に回して角度を維持する。

トレーラーが凹部に向き始めたのでトラクタとトレーラーを伸ばすためにハンドルを左に一杯に回す。

トレーラーが流れそうだったのでハンドルを正立に戻し少し折り、ハンドルを左に一杯

に回しトラクタとトレーラーを伸ばす。

凹部に対して良い感じで伸び始める。

しかし、折り足しが余計だったために凹部に少し切れ込む感じでトラクタとトレーラーが真っ直ぐになった。

真っ直ぐになった時点で凹部に入りきった。

試験官に完了を告げるとOKを頂き、方向変換を右に出て一時停止、左折して周回内回りにでる。

ここのカーブはきついのでトラクタを少し反対車線に出して左折を行う。

縁石にタイヤが当たらないことをミラーを見て確認する。

周回内回りに出る。

2→3→4速と加速しながら軽快にギヤチェンジを行い、指定速度を出す。

エンジンブレーキで減速、フットブレーキで速度を調整し左コーナーを通過する。

4速で走行し、周回コーナーの一つ手前の交差点を左折、優先道路を右折して直ぐに右折

問題のS字コーナーへの進入となる。

トラクタをできる限り右に寄せてからS字に左折で進入する。

S字内でもできる限り外側にトラクタを寄せて通過する。

右回り左回り。

S字を出て左折する。

ここもきついので少し反対車線にはみ出して左折する。

外周を左折。

二つ目の路地を左折し赤信号が点滅している交差点を一時停止後右折。

外周に出る前で一時停止して右折、発着点に戻ってきた。

暑いのでエンジンはかけたままでの停止措置を行い、車両から降りるがなんと、緊張のあまり腰の力が少ししか入らない。

助手席の試験官のところへ回る。

減点は踏切通過時のエンスト以外には考えられない。

しかし、左折大回りでの減点が考えられる。

合格はきわどいか...

試験官から「合格予定です。」と告げられる。

続けて「氏名と住所は」と聞かれたので名前は言えたが住所を声にならない声で答える。

暗証番号と証紙を買って技能試験室まで待つ様に言われ試験終了。

あとは、お決まりの証紙貼り付け、合格後説明写真撮影、免許交付となる。

証紙貼り付け時にF市試験官にH野試験官にお礼を言いたいことを話すと、技能試験受付にくれば会えると言われた。

写真撮影後、3回目、5回目の試験を担当してくれたH野試験官に合格の報告とお礼を言いに3F技能試験室に行く。

事情を説明しH野試験官を呼んでいただく。しっかりと顔を覚えてくれていた。

そして、F市試験官から合格されたことを伝えられており、おめでとうと言われた。

H野試験官より「あなたの実力です。良かったですね」と喜んでもらえた。

深々とお礼の挨拶を行い、1号館で免許の交付を待つ。

13:00に免許を受け取り、新しい免許証に「け引二」が併記されていることを確認し府中を後にした。

 

帰りの電車の中で8回の試験を振り返る。

HLCがあって、DHUCATIさん、HANAさん、K/Uさんや色々な人と情報交換があったから今日の合格があったことを痛感した。

みなさんありがとうございました。



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