全免達成者 イッチョクマンさん 神奈川県 2008年11月全免達成
○原付:試験場 ○自動二輪(中型):教習所 ○普通:教習所 ○大型:教習所
2007.3法改正前に、なんとなく大型を教習所で取得し、それ以外取得する気はなかった。
しかし、大型取得後、全国に試験場での技能試験に挑戦している方々がいることを知り、試験場では受からないと思っていたが、2008.3より大型二種挑戦を決意。
試験場技能試験は経験が無いため、各種サイトの比較的簡単との情報により、場慣れのため大特一種より受験開始。
2008.3〜4【大特一種】 練習なし 受験5回95点
初めての試験場での技能試験。すごい緊張。さらに初めての後輪操舵。比較的簡単といわれる大特。
操作法から攻略法まで一通り、ネットで研究。
しかし、実際に乗ると真っ直ぐ走らないし、曲がらない。1回目は完走すらできなかった。
3回目ぐらいでだいぶ走れるような気がしてきた。タイヤが直接見れるので寄せやすい。
方向転換も3回目ぐらいから切り返し無しでクリアーできるようになった。
スペース角を前輪が過ぎたら一気に切る。直線ではとにかく踏む。
4回目はいけると思ったが、今まで良しと思っていた徐行区間が短すぎて20点減点された。
さらに細かく減点され超過。5回目は気持ち良く走り合格!やっと二俣攻略法をつかんだような!(特に雰囲気)
スピード写真 | 600円 | 1回 | 600円 |
コース図(試験場売店) | 240円 | 1冊 | 240円 |
試験手数料 | 2,950円 | 5回 | 14,750円 |
賃車料 | 1,650円 | 5回 | 8,250円 |
交付手数料 | 1,650円 | 1回 | 1,650円 |
合計 |
25,490円 |
2008.6【大特二種】学科1回93点合格 受験2回90点
学科二種7名受験のうち、大特二種は私だけ。
試験官の説明にて「大特二種の方」と声をかけられたとき、回りの一種受験者の熱い視線を感じた。
問題集には無かった問題が出題され、少々悩んだが、電光掲示板に「224」がピカ!一安心!
1回目
2ヶ月ぶりの大特二種。しかも、派手な登場の試験官は有名な爺さん。
試験車のエンジン回転音が違う(ブン回してる)し、発着所でまるでサイドターン。
そして、試験開始。自分ではそれなりに乗れていた。しかし、使いようのないミラー(位置がすごく高い)の目視が甘いとのこと。
それ以外の操作はOKとのこと。
2回目は、大型二種の練習を開始したため、安全確認がほぼ完璧となった。
そして大特一種4回目の試験官であった。
この試験官はいろいろと質問などしやすく特別に緊張することなく、乗車することができ、ほぼイメージどおりの走りをすることができた。
しかし、交差点間の距離が短いところで、「もっと加速して!」の言葉を頂戴してしまったので、90点かなと自己採点の結果と一致し、初の二種ゲット!
試験手数料 | 2,950円 | 2回 | 5,900円 |
賃車料 | 1,650円 | 2回 | 3,300円 |
交付手数料 | 1,650円 | 1回 | 1,650円 |
合計 | 10,850円 |
2008.7【大型二種】練習 戸塚自動車学校6時間(コース4H、路上2H) 試験場開放2時間 受験2回 85点
戸塚自動車学校大型二種8時間コースに入校 最初は、11mサイズの大きさに圧倒される。
やはりハンドルを切るタイミングが待ちきれない。各課題も問題なく通過できるようになった。
座席と前輪の位置、路肩灯、そして、ミラーを上手く使うことにより手ごたえを感じ、安全確認(6点確認)もバッチリ。
試験場開放を1時間を2日間。戸塚では上手くできていることも試験場では?微妙。
クラッチの差?ちなみに4号車。2日目になって、ようやく手ごたえ。路端停止もバッチリ。
5号車。細かい技術的攻略は割愛。目標は10回以内の合格。
試験1回目
路上に出ることが目標。試験官より「運転免許の最高峰なので、心して受験してください。」とのこと、ものすごい緊張!
坂道→右鋭角→右方向転換。坂道いきなり逆行。
鋭角もちょっと逆行、方向転換、後方50センチ以上のため、やり直し。
あきらめていたが、路上OK!しかし、トップバッターでAコース。
1回目の路端停止、上りでコーナーの途中、寄せが難しい。
2回目、OK。しかし、30キロ制限を40キロ近く出てしまい、試験中止。
試験2回目
左鋭角→坂道→縦列 ちなみに5号車 コース内自己採点パーフェクト!
路上Bコース。
1回目の路端停止。上り途中。4速→3速のつもりが入らない。4速のままで失速。2m手前で停止。あきらかに5点減点か。
さらに動揺のため、逆行。試験中止が頭の中をよぎったが、あきらめず、試験続行。
お約束の2回目の路端停止場所で指示されず不安になった。
葛藤しながらも走る。
三ツ境駅前の路上駐車、工事中のガードマンの道路へのはみ出し、自転車おばさんの目の前の横断、
ブレーキを踏み安全な間隔を確認すると、試験官の足が補助ブレーキの上に。
いつ試験中止になってもおかしくない状況であった。
そして、突然2回目の路端停止の指示。今度はピッタリ。試験中止ではないのがわかったので、気を緩めず、続行。
試験場手前にて、3回目の路端停止は、コース内でとの指示。
当然、3回目の路端停止もパーフェクト!「二種でも大特だけなので、この後、取得時講習を受けてください。
コースは満点でしたが、路上1回目の路端停止と逆行。注意してください。」Aコースを走った方も合格。
二人で握手。どうやら9回目で合格されたということ。本人の合格より自分が2回目で合格したことに驚いていた様子。
自分でも驚き!その後、取得時講習を受け、無事に「大二」ゲット!
戸塚自動車学校(8時間パック+11mバス追金) | 56,000円 | ||
試験場開放 | 10,500円 | 2回 | 21,000円 |
コース図(試験場売店) | 450円 | 1冊 | 450円 |
試験手数料 | 4,500円 | 2回 | 9,000円 |
賃車料 | 3,300円 | 2回 | 6,600円 |
交付手数料 | 1,650円 | 1回 | 1,650円 |
取得時講習 | 27,600円 | 1回 | 27,600円 |
合計 | 122,300円 |
2008.7【けん引一種】戸塚自動車学校2時間 2Dシュミレーター数時間 受験1回75点
大型二種が予想をはるかに上回る2回で合格できたため、戸塚自動車学校で大型二種2時間分の料金が残っていた。
学校に相談したところ、「返金はNG。けん引に変更はOK。」とのことにより、けん引一種受験を決意。
技能試験指定日は、3日後であったが、休みも取れない。そして、考えたのが、午前中に戸塚で2時間練習。
午後から試験のパターン。ヘッドと台車の関係、ハンドルのタイミングと量は、各種攻略サイト、2Dシュミレーターで徹底的に頭に入れた。
大型二種でお世話になった先生に午後より試験と伝えた。「2時間の練習では無理。午後の試験はキャンセルしたほうがいい。」とのこと。
まずは1時間。ひたすら直線バック、最後数回、バックの進路変更。2Dシュミレーターより実車の方が、動きがゆっくりの感じ。
動きを待って修正することを理解してから手ごたえを感じた。
2時間目は、いよいよ方向転換。サイトの攻略法どおりに操作するときれいに入る。先生からもお褒めの言葉と午後受験OKとのこと。
受験番号3番。緊張感より、期待感が強い。1号コース左バック。試験車両は、ミラーで後輪がほとんど見えないようにしてあった。
自分のイメージどおり加速できない。
方向転換は、攻略ポイントで停止。安全確認。後退開始。右1回転。左ヘッド角と台車角が重なったら左1回転。
後方ガラスより台車左側面が見えたら左1回転。もう1回転するのが遅れ、イメージより台車がスペースに対し左に切れ込んだ。
しかし、そのときの自分では修正する技量がないので、そのまま押し込む。ヘッドと台車を真っ直ぐにする。
後方ガラスよりヘッドと台車の隙間を平行にし、「入りました。」と報告。
「いいでしょ。」5番左折は一度右にヘッド振り、S字も無事通過し、完走。
「全体的に元気がないな、右折も直角気味にしているな。」との講評。これは微妙と思いながらも発表。「合格です!」初の一発合格!
コース図(戸塚自動車学校) | 350円 | 1冊 | 350円 |
試験手数料 | 2,950円 | 1回 | 2,950円 |
賃車料 | 1,650円 | 1回 | 1,650円 |
交付手数料 | 1,650円 | 1回 | 1,650円 |
合計 | 6,600円 |
2008.8【けん引二種】 戸塚自動車学校1時間 受験2回95点
一発合格で調子に乗り、二種も申請。
1回目、大特二種で合格をいただいた試験官。
1号コース左バック。ここまでくると緊張感もあるが、けん引車を運転できるほうが楽しみ。集中力が甘く、踏切で逆行。
そして、方向転換も前回切れ込んだことを教訓にしたが、今度は、台車が右に流れてしまった。
こうなると切返すしかなく、切返し1回。その後退開始時、なんと逆行。目一杯後ろを寄せると試験官が降りて確認。
なんとか1回の切返しで成功。その後、完走はしたものの、「逆行がね。一種ならね。方向転換は上手ですね。」
案の定、完走するが撃沈。
方向転換のリカバリー練習をするため、戸塚自動車学校へ。
1時間方向転換の練習。わざと切れ込んだり、流したりと。
2回目、2号コース右バック。試験官は前回と同じ方。
他の受験者より、右バック時は、角度が着いた後、1回転半→2回転、修正は半回転がいいという情報。
「今日は逆行に気をつけます。」と試験官にあいさつ。いきなり7番交差点の左折で大回り。
5点減点間違いなし。試験官のペンが走る。丁寧、確実、スピーディーに。方向転換開始。
さきほどの情報どおり角度付けのあと、右2回転。ちょっと切れ込むか。左半回転戻し速度を上げ様子を見る。
ここだ!このタイミングであと右1回転半フルステア。スペースと台車、さらにヘッドも真っ直ぐ。
我ながら完璧な方向転換。最後微調整していると、試験官が足を組み替えた時に間違って補助ブレーキを踏んだ。「あゴメン」無事に完走。
どこが悪かったか質問された。最初の大回りと答える。
間違いなく合格の手ごたえ感じながら「合格です!」これで四輪制覇。
戸塚自動車学校 | 6,000円 | 1回 | 6,000円 |
スピード写真 | 600円 | 1回 | 600円 |
試験手数料 | 2,950円 | 2回 | 5,900円 |
賃車料 | 1,650円 | 2回 | 3,300円 |
交付手数料 | 1,650円 | 1回 | 1,650円 |
合計 | 17,450円 |
2008.11【大型二輪】 三ツ境自動車学校5時間 受験1回85点
残すは大型二輪。10代にCBR400Fを1年半ほど乗っていたが、それ以来、ほぼ20年ぶり。
三ツ境自動車学校の5時間チャレンジパックで入校。
先生「普段何CC乗っていますか?」
「いや、乗っていません。まともに乗るのは20年ぶりくらいです。二輪は自転車だけです。」
「大型二輪はそんなに甘くないですよ。」
「そうですが、とにかく5時間でどうにかしてください。」というやりとりの後、教習が始まった。
初日の2時間は大雨。水溜りだらけ、これで急制動。でも止まれる。スラロームもほぼ7秒。一本橋もいきなり9秒。
ニーグリップを気をつけるだけで、かなりいける。なんて今のバイク(CB750ちょっと古い?)は乗り易いだろう(重心が低い)。
初日で課題クリアー。先生からも「本当に乗ってないのですか?5時間で仕上げましょう!」
二日目の2時間は、ちょっと雑になった。中型・小型と一列で走るが、課題で渋滞。集中力が切れる。
先生よりアドバイス。「右左折時にバイクを倒して曲がらないで、ハンドルで曲がること。Sクランクで目線を上げること。」
最終日、1時間。いわゆる卒検。課題は問題なし。ただ急制動からの発進時、安全確認が甘いと90点。「問題ないでしょう。」とのこと。
試験は、2コース、3番、1号車で2番手。試験前に大特二種の1回目で不合格を宣告された有名な試験官であった。
10分くらい?受験者を並ばせ訓辞のようなものをいただいた。この試験官より合格が欲しい!そして、1・2番の方と途中でお帰りとなった。
発着所前の慣熟走行で、クラッチの感覚、スラローム、リアブレーキを引きずっての低速走行をした。
無線で何か聞こえた。いよいよスタート。直線はテンポ良くギアを上げ、交差点、曲がり角は2速半クラで徐行。
安全確認はオーバーに。試験塔の坂道で番号・氏名・生年月日を伝え坂道発進。かなり傾斜がきつい。
メリハリをつけ波状路へ。これはノープレブレム。障害物回避、急制動へ。雨上がりで、路面は濡れていたが、ドライ距離。
あの大雨で止まれたので、3速45キロでも余裕で停止。
やはり鉄の一本橋は、ちょいと緊張。半クラ、リアブレーキをひきづりスタート。
練習では15秒くらいまでできた。しかし、落ちるよりはマシと体感11秒で渡り終えた。クランクSは、視線を先にし、通過。
右折が続くところはきっちり寄せる。スラローム。ちょっと前傾気味になり進入のパイロンを1個目と見立てテンポ良く。
踏切→外周50キロ(気持ちいい)→ゴール(完走)降車後、待合室に入ると本日の初完走者であったためか、みなさんに拍手をいただく。
他の受験者でお一人上手な方がいられた。話かけてみると教習所の先生ということ。これは納得。
さらに他の方から、「教習所の先生と同じくらい乗れていましたよ。合格できますよ。」最後まで見ていると、完走は自分を入れて12人中4〜5名。
一本橋で落ちる方が数名いた。発表時はメインの試験官から呼ばれず、隣からサブの試験官が顔を出し、3名呼ばれた。
「はい、合格です!」と、二度目の一発合格。これで、全免制覇完了。
波状路5.5秒 一本橋9.5秒 スラ6.8秒
三ツ境自動車学校(5時間パック) | 47,500円 | ||
コース図(試験場売店) | 150円 | 1冊 | 150円 |
試験手数料 | 2,950円 | 1回 | 2,950円 |
賃車料 | 1,650円 | 1回 | 1,650円 |
交付手数料 | 1,650円 | 1回 | 1,650円 |
合計 | 53,900円 |
【最後に】 結果→(小特・普一・普二・中二抜け)10ビット表示
○ 独特の雰囲気に慣れること。(試験場のローカルルール、緊張感)
○ コースを完璧に覚えること。(試験前は必ずコースを歩いた。)
○ イメージトレーニングをたっぷりする。(乗車から降車。イメージでも緊張し、緊張していてもコース、ライン取り、操作できるようにイメージを固める。)
○ 普段の運転(四輪意識)、歩くとき(二輪意識)も試験同様に安全確認と法規走行をする。(無意識にできるまで。)
○ 自分の受験した中での難易度( 大特一種<大特二種<大型二輪<けん引一種<けん引二種<大型二種 )
○ 金額合計(高い?安上がり?)
大特一種 | 25,490円 |
大特二種 | 10,850円 |
大型二種 |
122,300円 |
けん引一種 | 6,600円 |
けん引二種 | 17,450円 |
大型二輪 | 53,900円 |
計 | 236,590円 |
(試験場までのガソリン代、高速代、お昼代(合格時定番はカツカレー690円)は含まず。)
○ チャレンジする楽しさを満喫すること。(制服の警官の運転に乗ることはあっても、乗せることはあまりないので。)
力作ありがとうございました。
安価な取り方で言えばほぼ完璧ですね。
決して二俣川は簡単な試験場ではないところでのチャレンジ、ほとんど1、2回で合格、大したものです。
これも十分過ぎるほどの研究と集中力のたわものですね。
なせばなる〜何事も、の精神だと思います。
この調子でもっといろいろなことにチャレンジしていただきたいですね。資格だけとは言わずに。
(管)