管理人の私的記録

2003年4月3日

Horさんの直前指導 

今日は大特2の試験日、車をおりてコースを歩いていたら、Horさんあらわる。

「すぐに受付をすませて、車借り代は試験までに買えばいいから!」さすが職業柄段取りがいい。

17番受け付けは、わたしに大2で合格点をくれたOK野試験官、昨日A山さんも受かったお方、私「よろしくお願いします」、OK野氏「はいどうぞ!車借り賃あとで買ってね。」 (なんだ怖くないじゃん。本当はやさしい人なんだ。)

受付付近で本日バス受験のミッシーマンさんと今日の健闘をたたえあう。

受付を済ませ、Horさんとコースへ一通り歩く。すごく細かい。ここまでやるかと思うことしきり。Horさん曰く「二種なんだから当然!」

おかげで大きな勘違いを発見できた。交差点左折の左合図の位置は交差点手前から30mなんだけどHorさんと自分の位置がどうしても合わない。Horさんは「メジャーで測ったから間違いない」と言うし。結果交差点の位置の定義が違っていた。自分は交差する道路の縁石のラインだと思っていたが、交差点手前の縁石のR(隅切りの曲線)が始まるところから、30m手前と言う事だった。

あとは障害物からの離隔1m、そのほか操作についてもろもろ。

Horさんはすごい。大特2、けん引2、普2の神様みたいな方だ。平針に一人おいときたい。

 

試験開始

今日の受験者も10名近い。2種は自分一人、当然一番に乗車。10年振りにのるバッケット車。

乗車、「よろしくお願いします。」

シート調整、ペダルがずらり、(なにこれ!)、左から左足ブレーキ、右足ブレーキ、アクセル、試験官用のブレーキ

シートベルト装着 「シートベルトよし!」

ルームミラー調整、(左の方のやつね、ぐらぐらじゃん)

バケット上げ、(ふむふむ、こんなもんか。)

右合図、「レバーはハンドル左のやつだったな」

確認 「後方よし!右よし!左よし!」

サイド解除 「サイドブレーキ解除!」

いきなりエンスト!! 試験官「ブレーキを強く踏むとエンストするから」 「あっ、そうでした。」

気を取り直して再度、確認、

発車 (アクセルはこれだったな!おれはブレーキとは間違わねーぞ!) 

「あれ!」 (動かん!) 

試験官「ギアが入ってないよ!これね!」 (しまった!!)

気を取り直して、再度確認今度こそ発車

ゴーと言うすごい音、(なんだか肩に力が入る)

ならし走行終了試験開始 「それではよろしくお願いします」「はいどうぞ」

交差点右折、突き当たり左折、障害物無事通過 

外周 (さあ踏むぞ)(ん!メーターってどれだっけHorさんは右に付いてるて言ってたっけ!よく分からん!まっいいか!) 「速度よし!」 なんとかハンドルのぶれを抑えて、アクセルを踏み抜けたと言う感じ。何キロ出たかわからなかったが・・・

(さっきから試験官が、交差点を曲がるたびになんか書いてるけど、何かな? 確認しっかりしたしな。きっと名前でも書いてんだろ!)

踏み切り 窓を開けて「右よし!左よし!後方よし!」ゆっくり段差をクリアー

方向転換 「空車確認よし」 (このくらいで停車か) 

「後方よし!」 (シフトはこれだったな!)(この辺からハンドルをきるんだったな!)(一本目のポールにリアバンパーをこすりつけるようにハンドルを切るんだったな!)

(なんか当たりそう、切り返すかな、まっいいや行ったれ!二種で切りかえしたら受からんもんな。)

(おおっ!当たらんかった!ラッキー!)(50cm以内ならこんなもんか!なんだ簡単じゃん!)

「入りました」「後方よし。右よし。左よし」 発車 (あっ合図いったっけ、まっいいか)

一旦停止 (ここはメリハリのある走行を)(30m手前で左合図) 「合図よし」 途中で(今の確か、ハンドルの右レバーでやらなかったけ)(ウインカーの点滅確認のランプはどれだっけ、カチカチの音もごう音でかき消されてわからんし) もう一回左レバーを左に (あっやっぱりウインカーでとらんかった。)

無事完走 多少あせったが、練習なしの割にはそこそこの走り

講評 「確認はよろしいが、右左折時の寄せができていませんね。」 「はい分かりました。」

(曲がるところで全部チェックしていやがったか)

帰還後、Horさんが「曲がるときに全部大回りしてたよ。」

 

ミッシーマンさん路上へ

今日は平針の仲間では、ミッシーマンさんが、主役だった。

試験官は、笑顔でバッサリのT永さん。ミッシーマンさんをちらり見てニタリ。

見てたら、今回は慎重すぎてぎこちない動き、それでも難なく場内クリアー、ひとり路上へ。

 

IS川クン就職が決まる

「やったー!受かった!」 おっちょこちょいのIS川クンが大喜びでかけてきた。

「良かったな!いらん事をしゃべるなよ!しゃべる前にはいちど良く考えてからしゃべれよ!」 Horさんにしこたま言われてた。

「もうここ(平針)にくるんじゃないぞ!」 ってみんなから言われてた。

そういえば  『コース内は受験者及び関係者以外は立ち入り禁止』 と言う看板が数日前から、あるけど彼が用も無いのに、毎日うろちょろするから、立ったなんてみんなが言ってるけど。

とりあえず良かったね。

 

午後1時 合格発表

大型二種 04 ミッシーマンさん合格!!大喜びで階段をかけあがって行った。 「おめでとう。」

大型特殊 合格者はありません 

60点、初めてにしてはまあまあの出来、それなりに満足できた。次回は4月16日、今度は受かると思うけど、どうするかな。

それより、けん引見てたら、あっちの方が面白そうだし、車が大きいし、方向転換の醍醐味を久々に味わってみたくなった。料金同じだし。乗り換えるか。またHorさんに世話になるかな。

 

なぞのマレーシア人

試験を受けていると、いろんな人と知り合えるのも、楽しみのひとつだ。

きょう大特を受けてた中にマレーシア人がいて、少し話した。

「キョウハダメダッタケド、コンドワガンバルヨ」

「アナタモガイコク人、アルカ」 「僕は、外人ぽい顔してるけど純粋な日本人だよ」

聞いていると壁紙クロスの加工会社に勤めているらしい。2年前から日本にきていると言っていた。

「ボクノオクサン、ニホンジン、コドモモイルヨ」 「そうか、やるね。いつ知り合ったの?」

「ニネンマエ、コドモワ、ウマレテゴカゲツ」 「研修生か何かで来たの?」

「イイヤ、カンコウビザ」 「と言うことは、日本に遊びに来て、今の奥さんをひっかけて、、、、、、、ってことか?」

「ソウ、オクサンダマサレタトイツモイッテルヨ」 「あんた悪いやつだな!」

「ヘッヘー、ソウ」 (カタカナで書いたけど本当に上手に日本語を話している、冗談も分かる、たった二年で)

「ボクノオカアサン、チュウゴクジンデ、ボクハチュウゴクゴハナセル」 「エイゴモ、インドノコトバモハナセルヨ」

「もういい!!」