試験場リポート 兵庫県明石編

取材者 試験場ヲタ2号

試験コース、中には池があり外周はサーキットのよう
免許センター屋内、建物は新しい
技能試験待合室、技能試験説明状況
大型二種場内試験 方向転換、後方感覚の確認
大型二種路上試験
二輪会場、試験車両はZRX400

 

試験場花子さんはいませんでした。


2008.9.2 画像追加 取材者 310000ゲッターのHTさん

何か珍しい明石(兵庫)試験場ネタを探して見たところ、
大型特殊(農耕限定)技能試験の様子が有りましたので、画像添付いたします。

昨年7月上旬に明石試験場へ、小生が大型特殊(一種)の技能試験受験の申請に行った時に
(明石試験場は、平成19年5月頃より技能試験は完全予約指定になり、初回は適性試験と技能試験日指定のみ)
午後の試験の様子でも参考にしようと庁舎に滞在中に偶然見かけたものです。

試験形態は、受験者のみ乗車の農耕用トラクターを、試験官が乗車した普通車(AT試験車)で追従し、
方向変換の課題では、試験官が、追従車内もしくは降車しコース際で確認していた様です。
団体受験の様でしたが、大型一種仮免許も同時に行われていた為、双方の受験者及びいつもと勝手の違う試験官も困惑気味でした。
後日、上記の大特試験(農耕限定)の詳細が分かりましたので、記述いたします。

技能試験車輌(クボタKLハイスピード仕様・井関ジアスATハイスピード仕様)は、新小型特殊自動車(最高時速35km)で
運転免許区分は、大型特殊免許(農耕限定可)必要のカテゴリの車輌で、受験者(団体)の持込車輌である

受験者は、県民局や県農林振興課の管理する団体(名称失念!)が、年に3回実施する
「農業用トラクタ技能講習会及び大型特殊免許取得試験」の一環で、県立農業大学校等で2日〜4日間技能講習会受講後、
翌週に明石試験場で上記形態の技能試験を団体受験

費用は、技能講習料と技能試験受験料一切を含んで約3万円

受験資格は、各市町長の推薦する営農者及び農業後継者 営農組合のオペレーター(此処まで一般枠) 
農業関係団体の長の推薦を受けた者 農業機械販売会社従業員やJA(農協)職員(農業関係団体の賛助枠?)
※新規車輌購入したが無免許だった農家の親父が農業関係団体の枠で受験したらしい(伝聞)

合格率は、限り無く100%(余程の危険行為(場内事故・踏切及び信号無視・一時停止無視)をしない限り合格。
(写真でも確認出来ますが、左折大回り?右左折時の寄せ?キープレフト?ふらつき(蛇行)有?安全確認?)
飛び入り(一発)試験の試験場とは思えない合格率ですが、これには少々訳があり、
「指導農業機械士および農業機械士認定にかかる養成研修と技能試験」という物の受講資格者は大型特殊免許(農耕限定可)保持者
となっており(大型二種と動免の関係に似ています。)
営農組合等の農業団体が各種補助金・交付金を受け設備(農機)導入等の条件に農業機械士有資格者(在籍)が必要とか。

上記団体の受験以外にも、農業高校?の学生さん(引率者有で少人数)が制服姿で受験されているのも見ました。
(この時の持込技能試験車(農耕トラクタ)は屋根無の為か、ジェット型ヘルメット着用してました。)

又けん引免許(農耕限定)技能講習会けん引免許(農耕限定)免許取得試験も上記同等条件で実施されている模様です。

試験官は追従車に乗り採点 

左折大回りでも合格した


特集 明石のトレーラー


試験場ヲタレポートTOPページへ