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中型2種  SD_bigさん 愛知平針 2014年11月取得  

中型一種取得済み 本免 試験6回 練習5時間


 2ページ目 中型二種技能のコツ等について


中型二種技能のコツ等について、貴サイトの大型二種のページは非常に参考になりましたが、
やはり、そのままでは中型二種には適用できない部分もいくつかありましたので、
その辺を交えて、自分なりに思ったところをつらつらと述べさせていただきます。

事前準備
・普通車でできる練習はする。
・自覚している癖があれば直す。
・普段の運転で、ドア閉じ確認、ミラーに手、運転姿勢、6点確認、
 運転中にミラーを見る、停止線遵守、黄色信号の判断、指示器タイミング、キープレフト、右左折ライン取り、振出確認、横断歩道、路駐のよけ 方、エアブレーキ想定ブレーキ等々癖をつけておく。
・定速で走る練習をする(定速であれば法定速度である必要はない)。
 メータを見る癖がつく上、頻繁にメータを見なくても望みの速度をキープして走ることができるようになり一石二鳥。
・ドア合わせの練習をする。ただし、普通車の後部ドアを毎回合わせていても意味がない。
 バンパー後端・後端から何歩・リアタイヤ等、車両側目標点を毎回変えて練習する。
・MT車に乗っている場合は、ゆっくりシフトチェンジをする癖を。
  クラッチを切ったら、3秒数えながら、1でギアを抜く、2で入れる、3でクラッチをつなぐ。
・鋭角はイメトレが大事。
・HLCさんの大型二種のページを一通り読む。中型二種に応用できることがほとんど。
・学科合格時にもらえる冊子に、路上コースが載っている。自分の車で回って完全に覚える。

当日
・車来場で午後の試験の時は、早めに行った方が良い。
必ずと言っていいほど駐車場に空きがない。
・午前の受験時も、証紙・チケットの売り場が結構並ぶので早めに到着した方が良い
(ただし、窓口が空けばかなり早く流れるので、案外大丈夫)。
・場内コースは必ず歩く。コース図を見なくても歩けるようになるまで歩く。
・後方間隔の目印を見繕っておく(試験車の後端から運転席までの歩数をはかり、 
ポールからその歩数の場所の真横の目印を決める)。

運転全般
・バス特有の操作については、質問すれば教えてくれる。
パニクらずに聞く。初めてで戸惑うであろう操作は、 
ドア(スイッチの場所)・パーキングブレーキの解除法・バックギアの入れ方。
・中型車の運転そのものを怖がらない。道路状況を怖がる。
・加速だけは素早く(ただし丁寧に)。他の操作(ハンドル・ブレーキ・シフト)はすべてゆったりと。
・右左折の動作を開始する前に、右左折先の道路状況をよく確認すること。
右左折先で信号待ちしている車の停止位置によっては、
少しふくらまして曲がる・信号1回待つ等の対応が必要になることがある
(経験はない。中型は車両サイズ・ホイールベース・フロントオーバーハングがそこまで大きくないので、たいていは行ける)。
・左折時は、ミラーを使って慎重に。ただし、ミラーに頼り切らない。
理想は、切り始め地点で巻込確認を兼ねてしっかりと、車の向きが少し変わったところでライン確認のために左後輪をチラッ。
・(事前準備にも書いたが)シフトチェンジはゆっくりと。
慣れれば、エアーの音で抜けた・入ったを確認する余裕ができる。
・左ミラーのでっぱりに常に気を配る。
・下り坂走行時は、シフトチェンジ・停止するとき以外絶対にクラッチを切らない。
 また、下り坂で発進した場合は素早くかつ丁寧にクラッチをつなぐこと(衝動防止)。発進前に弱め半クラにしておくのも手。
・2速でひと吹かししたらすぐ3速へ。3速もふた吹かしぐらいで4速へ。 
 4速で目標速度まで持っていき、5速で巡航。上り坂は4速で巡航しないと速度が落ちていく。
 引っ張りすぎると変速時の衝動が大きくなる。
・ハンドルを切ることで、車体の四隅・それぞれのタイヤがどういう挙動をするのかをよく理解し、
 常にそのことを頭に置いて運転する。
・迷う状況では試験官も迷っているはず。
 声に出して自分の判断を伝える。例)信号で止まれるかどうか際どいとき「通過します」「止まります」、後続車がいる状況での路端停車から発進時「発車します」「待ちます」等。
・ポンピングブレーキはしなくて良い(練習所教官談)。
・交差点でのギアの目安:先頭付近での発進から左折→2ndからシフトアップせず
  3rd以上で走行中から左折→3rd(半クラ) 先頭付近での発進から右折→2ndで進入、
 ハンドルを切りきったら3rdへ 3rd以上で走行中から右折→3rd


場内
・信号で停止→発進→次の信号停止等、すぐに止まる場面でも4速まで使う。場内はさすがに5速はいらない。
・他の車はほとんどいない&歩行者はいないが、振出確認・巻込確認を怠らない。
・課題等で切り返しが増えた場合、6点確認を怠らない。
 鋭角で2回切返し&後方間隔脱出で切返ししても、他が良ければ受かる(実証済み)。とにかく落ち着いて。
・受験回数6回中、Aコース3回(50%)、Bコース3回(50%)、Cコース0回(0%)。あくまでも参考に。

−場内課題−
○右[左]鋭角
※中型の鋭角は、V字内側頂点に鉄製の縁石が追加されます。
@進入後、左[右]側をタイヤ1本分程度の隙間を空けて寄せる。
Aアンダーミラーを見ながら(見続けない)、フロントバンパーがV字底辺の縁石にかかったらハンドルを右[左]いっぱいに切る。
BバンパーがV字左[右]外側の縁石にかかったら、ハンドルを素早く戻しながらブレーキを踏み、
 止まる(かなり速く戻しても、ハンドルが戻りきるかどうかぐらいのところで停止しないと、
 車底部が低いので運転席底部が縁石にあたる。
 戻りきらなくても良いので、早めに止まっておく)。
 特に右鋭角は、右後輪がグレーチング凹部に落ちて急加速するので気を付ける(左鋭角は落ちない)。
Cバックギア→6点確認後、ブレーキを離す前に半クラ状態にし
 (グレーチング凹部による前進防止。
 大容量ディーゼルはアクセルを踏まずに半クラにしてもエンストしない)
 ハンドルを素早く左[右]いっぱいにきりながらバック。
 左ミラーを見て、左後輪部の路肩灯が縁石の真上を少し超えて見えるところで
 [窓から直接右後輪を見て、縁石いっぱいのところで]、ハンドルをまっすぐに戻して停止。
 この辺の見え方(特にミラーからの路肩灯)は個人差があるかと思います。
D2速→6点確認後、右[左]後輪が内側縁石に引っかからないように誘導、脱出。
 まず間違いなく出れるが、ミラー・目視で前輪にも気を配る。
・Dでもし切り返すなら、前輪通過不能で切り返す。後輪通過不能での切り返しはかなり難しい。
 (つまり、A〜Dすべてにおいて、ハンドルを切るタイミングが早すぎるよりは遅すぎる方が良い)。
・中型の場合、鋭角進入直後・脱出直前に、一旦止まるよう指示があることがある
 (試験官が、V字内側頂点の鉄製縁石を着脱するため)。
 その際、パーキングブレーキはかけておいた方が心象が良い。
 また、試験官がベルトをしたことを確認してから、「発車します」と声をかけて発車する。

○Bコース方変進入
※課題説明時に、「切返ししてもよい」と説明する試験官がいるぐらいに、狭い。
 北側信号交差点左折の段階で、右前輪が左折先の車線境界線を踏むように誘導。
 方変コースへの左折開始後は左後輪が縁石にかからないように誘導。
 ここの白線は、歩道があるため「車道外側線」なので、踏んでよい(踏まないと曲がれない)。
・前輪が脱輪しそうになった場合(後輪は縁石まで余裕があるとき)
 バックギア→6点確認後、右いっぱいに切りながら右前輪が通過可能になる位置までバック。
 ハンドルをまっすぐに戻し停止。2速→6点確認、再度左折。
・後輪が脱輪しそうになった場合(前輪が脱輪しそうな場合で、後輪が縁石いっぱいのとき)
 バックギア→6点確認後、右いっぱいに切りながらバック。
 いっぱいに切って1拍したら、左いっぱいに。ハンドルを戻し、
 車体が後退する前と同じ角度になったら停止(後退右幅寄せの要領)。
 2速→6点確認後、再度左折。(かなり厳しいラインで進入してしまった場合でも通過できます。)

路上(特にBコース)
・指示器は早めに。車間は広めに。
・路上は路端停止課題を3回とも成功させることが合格への最低ライン。
 また、停止時は木の枝に注意。葉っぱがミラーにあたるぐらいなら大丈夫。
 ボディーが枝にこするとアウト。また、目標物を見続けないこと。
 前方と目標物とを、3:7ぐらいの割合で見る。
・上り坂発進時は、ブレーキから足を離すよりも先に半クラにし、後退防止。
 (取得時講習の時名鉄自校の教官に、これはやってはいけないと言われました(クラッチが減るから)。
 直接受験の場合はやるべきだと思いますが(試験官がやれと言うので)、
 組織によっては推奨していないことは、覚えておくとよいかもしれません。
 特に名鉄自校は名鉄バスの運転手を育てているので、試験場の試験官よりも考え方が現場に近いのではないかと思います)。
・左折時歩行者を待つ場合は、横断歩道全体が視界に入るよう隅切りよりも手前で車体がまっすぐの状態で待つ。
 ただし、横断歩道が奥にあるときにはそれなりの対応を。
・右折は、対向車&左側を通過していく車&左折時よりも広範囲の歩行者の確認が必要。十二分に余裕を持って。
・早めのブレーキ。歩行者用信号で赤信号を予測。
・片側1車線路で路駐をよけるとき、対向車がよけてくれた場合でも、
 数台先で車の流れが完全に途切れる場合は待った方が賢明。
・6点確認は早めに済ませておき、発進できる状況になったら即発進できるよう準備しておく。
 6点確認をしてから実際の発進まで間が空いてしまった場合には、再度6点確認を。
・側溝上には、路端停止時・異常事態への対処時・Aコース302通過後下り坂対向大型すれ違い時を除き、
 絶対入らない(常に側溝の幅分の余地を左側にキープした状態で走行する)。
 特に、左折時(幅寄せ時・左折中)は意識していないと入ってしまうので要注意。
・下り坂では、シフトダウンをしてのエンブレよりも先に排気ブレーキを使用。
 排気ブレーキだけでは足りないときはシフトダウン。
・Bコースは、すべての左折において、左側を側溝いっぱいまで寄せても通過できる。
 ただし歩行者が車道ギリギリで待っている場合や左折先で信号待ちしている車が停止線をオーバーしている場合は臨機応変に。
・Bコースは道が良いので、前方の状況が良ければ全線制限速度で走れる。
 素早く加速して、制限速度付近を維持して巡航する。
・Bコーススタート時、2つ先の交差点までに追越車線→右折レーンと進路変更をしなくてはならないので、
 追越車線の車が完全に途切れてから発進する。
 交差点・横断歩道と進路変更不可の場所が続くので試験官も考慮してくれ、発進手間取りは取られない。
 逆に、強引な進路変更は後車妨害で試験中止の可能性がある。
・天白橋東信号右折時、対向直進車に大型がいるときは停止線で待機(交差点が異形なので、直進車が頭を振る)。
・天白消防署前信号は、停止線がかなり手前にある。信号が黄色になった時点で停止線を過ぎてしまっているなら素早く交差点を通過する。ただし、右折先バス停に市バスが2台いる場合は交差点へ進入してはいけない(1台なら行ってもOK)。当然、停止禁止ゾーンで信号待ち・右折待ちをしてはいけない。
・大根信号手前は、バス・駐車車両・横断歩道で混沌とする。十二分に気を付ける。
・302通過後の下りは、5速排気ブレーキ使用で丁度40km/hぐらいで下れる。
・終着地点、停止場所に注意(あまり具体的な場所が指示されない)。特にバス停。
 おすすめは、バス停通過後2つ目の駐車場入口3m手前。
・Cコースほら貝左折は、3速だと失速する。

その他
・細かいミスは気にしない。全体のバランスが良ければ受かる。
・試験終了後、気になることがあれば試験官に聞いておく。たいていは教えてくれる。
・アクセルが固いので、最初は難しい。慣れ。また、試験官もそのことはよく知っているので、多少考慮してはくれる(はず)。
・取得時講習は1か月半以上先になると思っておいた方が良い(2014/11現在)。
 日付は教習所が指定する。また、2・3月は高校生の教習で忙しいので実施しない。
 8・9月も、大学生で混むため実施がないと思われるので注意。
 名古屋市内&近郊で、中・大型二種の取得時講習を実施している教習所は、名鉄・緑ヶ丘・名古屋自校天白校・大治の4つのみ。

平針練習所について
・中型二種の教習はそんなに混んでいない。2コマ連続の予約でも1週間以内に空きが必ずある(2014/11現在)。
・路上で練習するためには(中型免許等、外を走れる免許を持っていても)練習所指導教員の見極めでOKをもらう必要がある。
 すなわち、初回の練習は必ず場内(仮免からの際はこの限りではないと思われる)。
・路端ができない場合は、路上練習がかなり効果的。教員に「路端多め」とお願いすれば対応してくれる。


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