管理人の読めば半分くらい分かるけん引の方向転換
ハンドル1回転で固定しながら押し込む場合
上の図は、けん引(平針検定)車両が方向転換時に、ハンドルを中立から右に1回転回した状態で、トレーラーを押し込んでいる図です。
折れ角固定でトレーラーを押し込んでいる時、台車の車軸の中心と連結部と操舵軸の中心は角度固定で同心円を描きます。
ステアリングギア比(ハンドルの回転角に対するタイヤの切れ角の割合)を25とする(一般的なトラックの比率)
このとき、前輪の切れ角は一回転分360度/25=14.4度になり、連結部の角度は28.4度になります。
結論:最後に、
右フルロックをかけてヘッドを伸ばすには、ハンドルをもう一回転右にす訳です。このとき台車右輪の回転半径は、隅きりの曲線の1.0M離れの半径より大きです(5.5Rに対して9.4R)。