**************** 4 仮免許技能試験 1回目 *
***************《1.受付》外国籍の方が大勢いたのには驚きました。学科試験合格時に、
「1回目の受験料はいらない。」
と聞いて勘違いしていましたが、受付で、
「試験官に『自動車貸車料』のチケットを出してね。」
と言われて、
「???」
でした。
「試験までに時間があるので、その間に買ってきて下さい。」
「じゃあ、Dコースね。」
と言われ、青い、コースがスタンプされた受験番号票を受け取りました。
それから、急いで自動車貸車料を支払い、グレーのチケットを受け取りました。。仮免許でも本試験でも、
技能試験の受験料は、学科試験の受験料に含まれているので、初回分は免除されますが、
2回目以降は、新たに受験料を支払う必要があります。
しかし、試験の都度に支払う『自動車使用料』は受験料と別料金なので、
初回受験の人も受付の前に、11番窓口に寄って支払ってこなければなりません。
《2.仮免許技能試験》
コース:Dコース
試験官:人の良さそうな、丸顔で細い目で、髪の短い方
同乗試験者:1番 mabojun mama
2番 いかにも初めて免許を取る感じの男の子
3番 ミャンマー人の男性(4回目の受験)発着ホームで待っていると、試験官に3人ずつ名前を呼ばれました。
青い受験番号票と、グレーの自動車貸車料のチケットを提出しました。
試験官に名前を呼ばれて驚いたのは、試験が私からだということでした。
例の、幕張の方の体験記では、先に複数回受験者が運転し、
初めての受験者は、その後で、と書かれていたので安心しきっていました。
「前の人の運転を見て、勉強しよう。」
と思っていたのは、完全に当てが外れました。試験官は怖い人、のイメージでしたが、
「緊張しているね。」
なんて感じで、3人に話しかけ、1人は声まで出して笑っていました。「『ならし走行』と書いてある地点まで、走って一度停車します。」
「え、1度止まるんですか?」
ならし走行なんてものがあるのも知りませんでした。「じゃあ緊張もほぐれたと思うから、mabojun mamaさんからね。」
と言われて、準備を始めました。『技能試験受験の手引き』には、『課題を行うための条件』として、
安全措置:発進前に必ずバックミラー、シートベルト等
安全上必要な措置を行ってください
と書かれています。
2児の母としては、同乗者保護として、
「ドアロックも必要かな?」
と思い、ドアのロックを探しましたが、どれに触って良いのか分からず、
「あの、ドアのロックはどうしたらいいですか?」
と聞いたら、
「もう、試験は始まっていますよ。」
と注意されました。他の人の運転を見ても、ドアのロックまでは必要なかったようです。
自分では、特に大きなミスはなかったと思っていました。
強いて言えば、坂道を下る時、
横のボタンを押しながらシフトチェンジをしたら、
L2を越えて、L1に入ってしまったのが気になりました。
ところが、実技終了後、
「まず、mabojun mamaさんは、初心に帰って運転してください。」
と言われました。
どうやら、合格には程遠い内容だったようです。
注意された事柄
(1) 右左折時の、左右の寄せ
(2) 右折時は、交差点の中心のすぐ内側を走行する
(3) 確認は、いちおうサイドミラーとかは見ているが、
車体の左右をちゃんと目視をする
《3.合格発表》16時10分の発表は、電光掲示板ではなく、18番窓口で名前を呼ばれました。
「今日の合格者は5名です。」
とのことですが、発表を待っているのはざっと数えて20人ほど。
狭き門だということが良く分かりました。当然のごとく私は呼ばれませんでした。
一緒に乗った受験者も、やはり帰りました。
18番窓口に近い人から、さっさと受験票と結果通知書をもらって帰りました。
《4.合格への早道》『技能試験受験の手引きP11』には、こうありました。
「特に、以前免許を持っていた方や、免許を取得されてからの経験年数が長い方は、
従来の悪い癖によって失敗するケースが多い状況です。
初心に帰って反省をしてみるのも大切です。
できれば、自動車練習場で短期間でも教習を受けてから、
試験に臨むことが合格への早道です。」平針試験場の技能試験では、
長く乗っている人、運転に慣れている人が受験に有利、
という訳ではないようです。
とにかく、普段公道を走る時の走り方のままでは合格しないことが分かりました。私が学んだ、合格のための走行は、後記