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* 5 仮免許技能試験 2回目 *
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《1.受付》
 
   「この間、どちらだった?」
   と聞かれました。
   意外な質問だったので、とっさに答えられず、
   「あちら…。Dコースでした。」
   と答えると、
   「あ、そう。今日もDコースだから。」
   と言われ、
   (私、ついているわ。)
   と、とてもラッキーな気分でした。
 
   後に、他の人に聞いた時も、
   仮免実技の1回目と2回目は同じコースだったと、言っていました。
   不確かではありますが、平針ではそういう措置を取って下さっているかもしれません。
   とは言うものの、現在は3コースあるので、違うかもしれません。
 
 
《2.仮免許技能試験》
 
 コース:Dコース
 試験官:四角顔で眼鏡の方
 同乗試験者:1番 mabojun mama
       2番 スーツ姿の若いサラリーマン風の男の子(初回受験)
       3番 背の高い男の子
 
   今度は1番手にならないよう、後ろのほうに並んだのに、結局また1番でした。
 
   2番目の男の子が『HLC』発行(?)のコース表を持って、
   コースの最終確認をしていました。
   「『HLC』って、平針試験場前のサクセスみたいな、受験のための学校なのかしら?」
   と思っていました。
 
   試験では、クランクで1度切り返しましたが、結構手際よくできたので、
   「大して問題はないかな?」
   なんて思っていました。
 
   2番の男の子は、クランクを出たところで、右から優先道路を走ってくる車に気付かず、
   ブレーキを踏まれました。
 
   3番の男の子は、坂道を降りたところで、左折しようとして乗り上げてしまいました。
 
   2人とも失格はしたものの、確認の仕方がしっかりしていて、
   「練習場に行って、練習してきたんだな。」
   ということが良く分かりました。
 
 注意された事柄
 (1) 右左折時の、左右の寄せ
     (どうして『左に寄せなければいけないか』まで説明して頂きました)
    Q:どうして左折の直前に道路の左端に寄って走行するのか?
    A:歩行者・自転車・原付・自動二輪車の巻き込み防止のため。
      事前に巻き込む余地がないくらい寄っておけば、
      巻き込み事故は起こらない。
 
 (2) 右折時は、交差点の中心のすぐ内側を走行する
     (どうして『交差点の中心のすぐ内側を走行するのか』まで説明して頂きました)
     (説明しながら試験官は、
      「1回で10点減点になるから、結構(合格は)厳しいよ。」
      みたいなことをおっしゃりました。
      Dコースは右折が3箇所もあるので(−10点×3回)、
      この時点で、不合格を悟りました)
    Q:どうして右折時に交差点の中心のすぐ内側を走行するのか?
    A:中心まで行ったほうが、横断歩道全体を見ることができて、
      横断者を確認しやすい(特に右手)から。
 (3) 確認は、もっと車体の左右をちゃんと目視をする   
 
 (4) 確認と車線変更が一緒になるので、確認をして、前を向いてから車線変更する 
 
   今日は、右左折時に意識して寄せたつもりが、全然寄っていなかったようです。
   目視での確認も、したつもりがまだまだできていないようです。
   苦手の車線変更は、どうしても焦ってしまうため、
   確認と車線変更が一緒になるのは、私の悪い癖です。

 
《3.合格発表》
 
 結局、全てが私の「したつもり」で終わっていました。
 合格できるレベルでないことを自ら痛感し、2番の男の子に練習場のことを聞いておきました。
 合格発表後(もちろん不合格、合格者4名)、申し込みと予約をしてきました。
 
   それから、たしかこの日だったと思いますが、
   仮免コース表に『6月2日まで』と書かれているのに気付きました。
   6月に入ってしまうと、コースが変わってしまうのです。
   「それは困るなあ。」と思いました。
 
 
《4.合格への早道》

 

 『技能試験受験の手引きP10』には、(3)試験の中止として、
 「次の事項に該当した場合は、試験を中止することがあります。
  @減点超過 A危険行為 B試験官補助 C指示違反」
 が挙げられていますが、Bで、試験官に補助ブレーキを踏まれた方は、
 最後まで試験を続行していました。
 
 また、後に本免許路上試験で補助ブレーキを踏まれた方も、
 場内に戻ってからの試験(方向転換)をしていました。
 他の試験場の体験記などでは、失格=試験の中止、という所がほとんどのようで、
 最後まで走らせてもらえる平針(必ずできる訳ではないと思いますが)は、
 次回受験のためにも有難いと思います。

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