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* 10 仮免許技能試験 4回目 *
***************《1.受付》気になって、受付の方をじっと見ていました。
受付官はやはり、私の顔と、提出書類と、当日の受験者リストと、
そして手元の書類を照合し、
「今日は、Cコース。」
と言われました。
そろそろCコースでは、という私の山勘が当たったのでしょうか。
いえ、なんとなく思うですが、
照合していた手元の書類の中には、練習場からのものもあるのではないでしょうか。前回も今回も、練習場で練習したコースが、試験になりました。
その証拠に、練習場ではいつも、
「どちらでも、好きな方を。」
と言われるだけで、CとDと、1日に2コース練習する、
ということはしませんでした。
「今までDばかり練習しているから、Cもやっておこうか」とも言われませんでした。
どちらか分からなくて心配だったら、普通、両方練習しませんか?
それはやはり、『どちらでも、やったほうが試験コースになるから』
ということなのでは、と勘繰りたくもなります。とにかく、おととい練習したばかりのCコース。
今朝も、車庫でイメージトレーニングしてきたCコースです。
今日合格できないと、試験コースが変わってしまうので、
また合格が遠のきそうです。なんとか合格したい、そう思うと、また緊張してきました。《2.仮免許実技試験》
コース:Cコース
試験官:小柄でせっかちそうな感じの方
同乗試験者:1番 外国籍(フィリピン)の女性
2番 外国籍の男性
3番 mabojun mama試験官の注意事項の最重要項目は、
「テキパキとスムーズな運転を心掛けて下さい。
路上に出て、もたついていては危険ですから。」
ということでした。
今までの試験官では言われたことがなかったので、少し警戒しました。
私が、あまり得意なタイプの試験官ではないかもしれません。でも、やはり私以外の外国籍の方には、走行前の説明をしても、
「分かる?まあいいや。」
という感じで、面倒そうでした。1番目の女性も、2番目の男性も、赤色点滅信号でずっと停止していました。
外国籍の方は、運転技術よりもそういう交通法規の方が苦手なのかもしれません。
また、女性の方は、見通しの悪い地点で停止したのに、陰から他の試験車が来て、
試験官に補助ブレーキを踏まれました。
幸い、前2人が周るのに時間が掛かったので、3番目の私が走る頃には、
ほとんど他車がなく、ラッキーでした。試験後、
「3人の中では、mabojun mamaさんが1番スムーズな運転をしていたね。」
「路上に出たら、これよりもっと確認をしっかりしないといけないから…。」
という話になり、注意も短かく終わりました。
《3.合格発表》「今日の合格者は5名です。」
と言われ、期待しつつ待っていました。
受付順が早かったので、呼ばれるなら最初の方だと思っていたのに、
なかなか呼ばれないので、諦めかけた頃、4番目に呼ばれました。説明を受け、仮免許証をもらうための交付料を払い、
申請書と、住民票(仮免許筆記試験の時に取り寄せたもの)と、写真を提出し、
仮免許証ができるまで(17時を過ぎていました)待ちました。《4.合格への早道?》技術点以外、1点も下げられたくなかったので、身だしなみ等、かなり気を遣いました。女性ですので、多少のおしゃれはしたいところですが、まず、足元は運転に不適切なものでは、減点どころか、試験さえ受けられない可能性があります。間違いのない、スニーカーを履いて行きました。メイクや服装も、派手過ぎず、かと言ってあまりにラフなものも心象が良くないかと考え、運転しやすい格好を心掛けました。指輪やブレスレットも、チャラチャラしているものは、運転の邪魔になるし、やはり試験官の心象も考慮して着けませんでした。そして、平針通いを始めてからというもの、昔の古傷である、むち打ちが再発していましたが、首に巻いていた湿布や包帯が、同情を引くみたいにわざとらしいので、試験の前には外して行きました。一緒に受験した男性の中にも、やはり試験官のイメージ受けを狙って、会社員でもないのに「スーツを着て来た」という人もいました。それから、呼ばれたら大きな声で返事をするとか、試験官の話は、相手の目を見てしっかり聞くとか、いまさら言うのも小学生みたいですが、結構意識していました。