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* 11 本免許技能試験 予備知識 *
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《1.本免許技能試験について》

 本試験技能試験では、路上試験と場内試験があります。
 
 まず、試験場場内の外周を1周ずつ、ならし走行します。
 それから、試験官が路上試験の出発場所まで運転します。
 順番に試験が開始されます。
 全員が、それぞれの試験コースを走り終えてから、
 また試験官が、試験場まで運転して帰ります。
 試験場に着いてから、最後に1人ずつ試験車に乗って、場内試験を受けます。
 
 
《2.コースについて》
 
(1)路上試験
 路上試験は6つのコースがあります。
 
 6つのコースの内訳は、
   受験者が3人用のコースがAコースで、
   受付順にA−1・A−2・A−3と振り分けられます。
 以下同様に、
   受験者が2人用のコースがBコースで、B−1・B−2。
   受験者が1人用のコースがCコースになります。
 
 全ての路上コースには、課題コースと自主コースがあり、
 出発地点から課題コースを走り、課題コースを終了すると、
 そこから指定の地点まで、自分で決めた自主コースを走ります。
 自主コースで決められていることは、
  ・自主コースの起点(=課題コースの終点)
  ・自主コースの終点
  ・自主コースの起点から終点までの間に、信号交差点で右左折を1回以上行う
 ことです。

   聞いた話ですが、路上試験は、
   試験車1台当りの人数が、試験官1人と受験者3人までなので、
   毎回、AT車の受験者が2台(計6人)、
      MT車の受験者が1台(計3人)ずつ予約されているそうです。
   その中で、キャンセルや忘れ物・受験不適格者がいると、
   受験人数が変わってきます。
 
   私の時は、AT車受験者が5人で、受付の早かった順に、
   Aコース(1・2・3)とBコース(1・2)に分けられましたが、
   5人目のB−2の方が、妊娠9ヶ月の妊婦さんでした。
   妊婦さんのお腹に気付いた受付の方が、中へ確認に戻り、
   Bコースの2人は、それぞれCコースに変更されました。
   ATの試験車が、2台から3台になった訳です。
   そして、妊婦さんには女性の試験官が付きました
   (後でこの妊婦さんは、
    「すごく優しくしてもらった。」
    と言っていました)。
 
   このことから、試験場も受験者に対して血も涙もない訳ではなく、
   それなりの配慮もして頂けることが分かります
   (仮免許の技能試験コースも、そうであったように)。
 
   また、同じ子育て中の女性の立場として言うなら、
   出産後に子どもを預けて免許の取得をするのは難しいので、
   妊娠中の女性は、体調と経過さえ良ければ、
   生まれて来る前に取ってしまった方が良いと思います。
 
(2)場内試験
 場内試験は3つのコースがあります。
   場内課題A:右方向転換
   場内課題B:左方向転換
   場内課題C:縦列駐車
   私が受験した時は、AT車が場内課題A、
            MT車が場内課題B、
   のように割り当てられました。


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